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ISBN 10 : 4902930307
Content Description
北極圏から南に数百キロ、湖に浮かぶわずか人口三千人の小さな島に建てられたセイナッツァロの役場(フィランド・セイナッツァロ/1952)と、彼の地に魅入られたアアルト自身の別荘である夏の家(1953)。戦後の第一作にして生涯の傑作とされる公共施設とユニークな実験住宅。自然にとけこむプランからインテリアまでを、豊富な写真と建築家の転機をふまえた解説で紹介する。
目次 : セイナッツァロ役場/ レンガの時代を幕開ける建築1・セイナッツァロ役場(小さな村の美しい都市的な公共施設/ 遠くトスカーナを想う/ 光をあやつる内部空間/ フィンランドの風土に培われる/ 幻のセイナッツァロ全体計画)/ 夏の家/ レンガの時代を幕開ける建築2・夏の家(湖上からのアプローチ/ レンガに追い求めた手の跡)
【著者紹介】
宮本和義 : 写真家。1941年上海生まれ。1964年から建築、旅のフィールドで撮影活動を開始。建築、まちなみ、仏像の名手
齊藤哲也 : 建築家。1972年東京生まれ。東京工業大学大学院博士課程修了。博士(工学)。ミラノ工科大学建築学部留学。ニューヨーク・コロンビア大学客員研究員。現在、明星大学理工学部建築学系准教授。作品に『とんぼチェア』(第1回家具デザインコンペティション最優秀賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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