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投資で変わる日本経済 「アマチュア資本主義」を活かす途 ちくま新書

宮川努

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480076571
ISBN 10 : 4480076573
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
宮川努 ,  

Content Description

日本は資本主義の落第生なのか? 「失われた30年」と呼ばれる停滞の要因をデータで検証。デジタル化や人材投資の必要性を説き、閉塞状況からの脱却を模索する

【著者紹介】
宮川努 : 1956年生まれ。学習院大学教授。東京大学経済学部卒業。一橋大学博士(経済学)。専門はマクロ経済学、国際マクロ経済学、日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゼロ投資大学

    日本経済が長期低迷してきた理由は、日本が「投資」することを怠ってきたからである。設備投資だけでなく、人材やソフトウェアなどの無形資産など、これからより良い商品やサービスを生み出すものへそれほど投資してこなかった。日本経済復興の鍵は、デジタル化にある。人材育成とより良いソフトウェアの開発など、生産性を向上させるためにデジタル技術を活用しなければならない。

  • Hiroki Nishizumi

    読んでみて、課長の能力はあるが部長の能力がない人物そしてなぜかその人が役員になっている日本の会社が連想された。ある時期には従来のやり方がハマったけど時間の経過とともに変わらなければならないが、分かっていても出来ない日本の組織と同じだ。日本の未来が暗く感じる。

  • キンケード&グリーンウェル

    投資が少なかった結果で今の日本がある。中小企業白書でも指摘しているが、著者の分析を交え論を展開している。全体的に論拠の資料がわかりやすい。人が減るからデジタル化への投資を増やすべきであると言うのはわかるが、ただ量的なものを追求するのではなく質的なものはよく検討すべきと個人的には思う。

  • mol

    日本の現実は資本主義にあらずということをアマチュア資本主義という言葉で表した本。企業の高度成長期の投資は金融と良質の労働力のおかげ(事実上の開発独裁)で、バブル崩壊後に設備余剰になると、技術革新の種や事業機会を経営者が見いだせず投資不足になり、経済が停滞したとの指摘だ。日本はムラ社会との論点がいい。ムラの集合体のトップである首相や社長は最高決定権者ではなく調整役でムラの住民はリーダーシップなど望んでいない、労働者は仕事の内容と報酬が一致せず不安ややらされ感があり、居場所を確保したいだけといった表現に納得。

  • Go Extreme

    マチュア資本主義: 現状維持重視 リスク回避 変化への抵抗 積極的な投資不足 特に将来への備え 設備 人材 デジタル 軽視 ムラ社会的構造 内向き 協調性偏重 停滞の要因:バブル崩壊後の構造改革遅延 グローバル化 デジタル化への対応遅れ プロフェッショナル資本主義との対比:合理的判断 長期的視点 積極的投資重視 意識改革:アマチュア気質克服 リスクテイク奨励 投資促進:設備 人材 デジタルへの積極的投資 構造改革:市場機能活用 ムラ社会脱却 豊かさ再定義:GDP偏重脱却 包括的富 社会的共通資本重視

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