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母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

宮川サトシ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103521617
ISBN 10 : 4103521619
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan

Content Description

感動の実話、待望の映画化!
涙と希望に溢れる家族エッセイ漫画。

「あんたはワテが産んだ傑作やでねぇ、なんも心配しとらんよ」。
かつて僕が白血病になった時、母はこう笑い飛ばした。
今度は僕が母を救う、そう決めたはずだったのに――。
確実に死が近づく闘病の日々と、母を失った日常で僕が知った、最愛の存在がいない世界とその死の本当の意味。
死後1年、母から届いたスペシャルな贈り物とは。
特別編も収録!


【著者紹介】
宮川サトシ : 1978年生まれ。岐阜県出身。コメディー『東京百鬼夜行』で2013年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ででんでん

    タイトルで、ちょっと驚き、画もそんなに好みではなかったが、読んでみたらよかった。ある程度の年齢になってからに限られるかとは思うが、寂しくてやりきれなくても、「親の死には子供の人生を動かすだけの大きな力がある。悲しい悲しいと泣いていても、気がつけば新しいことが動き始めたりするものなんだ。ある日の別れの経験が君の重かった腰を持ち上げるんだよ」という言葉が心に響いた。順番通りなら、またいつか私も母を看とり、そしてまたいつか子どもたちを残して死んでいくときに、そのようでありたい。

  • 大福

    映画の番宣を観てすごく気になっていた一冊。まだ両親は元気で健在だけど、いつか必ずやってくる時に私だったらどうなるのだろうか?読みはじめから涙が……宮川さんはすごく気持ちの優しい方なのが伝わってきました。宮川さんの傍で支え続けた奥さまの真里さんも素敵な方だなぁ。映画も観てみたかったけど地元では上映されずとても残念。

  • あっか

    Amazonレビュー評価の高さに惹かれて!…いかん、泣きすぎて目が腫れてる。笑 全然お涙頂戴ではなく、お母さんと自身の関係から別れやその後まで淡々と書かれている。書かれているからこそつい自分に投影してしまい、「夫を見送るなんて嫌すぎる!絶対先に逝く!」と泣き、その後作中のお父さんの様子を見ては「夫にこんな思いさせちゃうんだ…やだ〜!」と思っては泣き…とにかく、母に見せられないなら子どもを作る意味なんて…とまで思えてしまう親子関係は本当凄い。思い合えていたんだなあ。読了後はもうこのタイトルしかないと思えた。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    息子の母を想う気持ちがとてもよく分かります。親の死には向きあえる時間がある方がいい。そして、親の死は子供の人生を動かすだけの大きな力がある。母を亡くした時の事、それが私の人生の転機となった事を思い出しました。

  • olive

    父が亡くなり骨上げ時に姪っ子が、「おじいちゃんホッカホカやね」と言ったのです。その言葉に骨になった父は、憐れな姿でもなく、怖い姿でもなく、不気味な姿でもなく、ホッカホカで白く綺麗でおいしくいただいた後の姿に私には見えたのです。人生で一番おいしい焼きあがりの場に立ち会えたと本書の著者同様に人には理解されない感情に動かされた。死ってやっぱりエネルギーがあるようです。

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