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ツキノワグマ

宮崎学(写真家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784037451202
ISBN 10 : 4037451204
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
宮崎学 ,  

Content Description

ツキノワグマの変化を鋭く視つめ続けてきた動物カメラマンが送る新メッセージ。自身のクマに対する見方・考え方、クマの野生、フィールドノートを紹介。なぜツキノワグマが人を襲うようになったのかを探る。

【著者紹介】
宮崎学 : 1949年、長野県に生まれる。精密機械会社勤務を経て、1972年、独学でプロ写真家として独立。『けもの道』『鷲と鷹』で動物写真の世界に新風を巻き起こす。現在、「自然と人間」をテーマに社会的視点に立った「自然界の報道写真家」として日本全国を舞台に活躍中。1978年『ふくろう』で第1回絵本にっぽん大賞。1982年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞。1990年『フクロウ』で第9回土門拳賞。1995年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞。2002年「アニマルアイズ(全5巻)」シリーズで学校図書館出版賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NAO

    ツキノワグマについての、目からうろこのびっくり、どっきりに、認識を新たにさせられる。アウトドア流行で森や山の中に作られたキャンプ場の食事の匂いは熊や野生動物にとっては拷問に等しいということ、日本のリゾート地やキャンプ場、山の中のゴミ箱は餌付け以外の何物でもないという言葉に、いろいろと考えさせられた。児童書だけど、是非大人の人にこそ読んでほしい本。

  • yumiha

    著者宮崎学氏は、長野県の伊那谷に暮らしながら、野生動物の写真を撮っておられるカメラマン。この本を読むまで私は、開発の名のもとに森林を伐採するから、ドングリなど熊の食料が少なくなり、熊は里山へ下りてくるのだと思い込んでいた。だが、何十年もかけて写真を撮りながら、野生動物の推移を実感されている著者は、違う考えを持つ。熊の棲息圏内へキャンプ場や民宿、遊歩道など作って入り込んだ人間と、数を増やしてきている熊が遭遇する機会が増えたからだという。また、ちゃちなゴミ箱から食材の味を覚えて、里に出没するのだそうだ。

  • あんこ

    何年も前、茨城にあるキャンプ場に泊まった時、夜中に動物が来たことがあった。バサッバサッと大きな音でテントを揺らすし、下からガリガリするし驚いたのなんの。どうやら、テントの中にあるゴミ袋をねらったみたいだった。内側からテントをたたき、うわっと大声を出したら逃げてくれた。あの動物は、ネコだったかタヌキだったか。長野のキャンプ場ではクマが出没するところがあるみたい。やっぱりゴミを狙うそうだ。整備されてるキャンプ場では安心しちゃうけど、自然と隣り合わせだし人間ももっと警戒しなくてはいけないと思った。

  • みー

    近年のクマの出没ニュースや、人間との遭遇事件などのことを考えると、この本は10年前に出版されたものだが、現在のこの状況と照らし合わせて読むと、大変、怖いものを感じる。「共存」「自然保護」「環境保護」と声高々に言うものの、正確な情報や調査もなく、それらは机上の空論にすぎない。これから先の10年・・すでに鳴らされていた警鐘をどれだけ活かすことが出来ているのか・・もっともっと人間は、真摯に自然と向き合わなければならない。

  • ひじり☆

    【光村図書 小学校教科書 国語 5年 紹介図書 平成27年度】勝手に餌付けして、近付いて来たら駆除って…それは野性動物の身からしたら、本当に勝手な話だな…。ゴミ箱一つにとっても、人間の便利さ優先で自然環境に全く配慮されていないことにビックリ。カナダみたいに出来なものなのかな…。もう鈴をつけて歩けば大丈夫という時代の熊ではないんだ!!!

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