Books

両親の送り方 死にゆく親とどうつきあうか

宮子あずさ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865810622
ISBN 10 : 4865810625
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan

Content Description

人生の末期、親と子の立場は逆転する。両親を看取った看護師が本音で描く、親の老いと衰えへのとまどい、葛藤、泣き笑い。そして最期のとき!実の親だからこそむずかしい!やったという満足感を得られるのか!?

目次 : 第1章 死ぬのも死なれるのも未体験(死をどのように迎えるか/ あきらめの達人だった父の死 ほか)/ 第2章 老いと病は親を変える(親と子の立場が逆転するとき/ 老いと病気で衰えていくパターン ほか)/ 第3章 やるだけのことはやった満足感(母の最後に後悔なし/ 親から解放されるということ)/ 第4章 上手に老いてゆくために(いつまで働きつづけるか/ 人生のリスクと向きあう ほか)

【著者紹介】
宮子あずさ : 1963年、東京都に生まれる。1983年、明治大学文学部中退。1987年、東京厚生年金看護専門学校卒業。2000年に父、2012年に母を見送った。母は評論家・作家の吉武輝子。1987年から2009年まで東京厚生年金病院(現JCHO東京新宿メディカルセンター)に勤務し、内科、精神科、緩和ケアなどを経験。看護師長も七年つとめた。勤務のかたわら大学通信教育で学ぶ。2013年、東京女子医科大学大学院博士後期課程修了。博士(看護学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Shimaneko

    タイトルがダイレクト過ぎて手に取りにくい、というか売れにくいんじゃないかと要らぬ心配をしてしまうくらい、読んで良かったと思える1冊。親子の関係は十人十色だけど、看護師である著者の体験談から得るところは少なくない。老いや病は人を変えてしまう。どんなに知的だった人も、食や排泄の話題ばかりがメインになってくればやりきれない。確かに、老い衰えた人に潔さを求めるのは酷なんだろうなぁ。死にゆく親の向こうに、自分たちの老いも視野に入ってきた50代以上のオトモダチにお薦めしたい良書。

  • Humbaba

    老いはだれにでも訪れるものではあるが、人はずっと同じように暮らすことは出来ない。誰であれ歳を取ると昔と同じようなしっかりと思考はできなくなってしまう。それに対して怒りを覚えてしまうのは避けがたいことではある。しかし、そうやって起こっていても何も問題は解決してくれるわけではない。それよりは次どうするかを考えたほうが建設的だろう。

  • みそさざえ

    直面すべき時が近づいている。その覚悟を持って読み始めた。著者は看護師、母上は著名人と、必ずしも当てはまることばかりではないが、それでも老いは平等に訪れ、人を変えていく。これから超えるべき試練を考えると、気が重くなる。

  • むりかもまるがお

    看護師の著者が父親と母親を送ったことなど

  • ヘミングウェイ・ペーパー

    看護師歴約30年の著者が両親の介護と看取りにまつわる体験を綴ったもの。父親と母親それぞれの最期が印象的だった。父親は肝臓がんを患っていたが家で転んで骨折した時に、「転ぶくらい身体が弱ったのだなあ」と感じ、生きることへの執着はもとからあまりなく72歳であっさり亡くなった。一方、母親の方は80歳で亡くなったとはいえ、多くの病を得ながらも決して生きることをあきらめず、絶体絶命の急変を2回乗り越えたという。人の最期のときは予測できないが、気の持ち方でも変わってくるものだということを感じた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items