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歴史の活力 文春文庫

Masamitsu Miyagitani

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167923815
ISBN 10 : 4167923815
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

日本を代表する企業の創業者たちの言行は、中国の歴史や古典の中に不思議なほど類似例がある。中国歴史小説の第一人者が組織のリーダーを様々な観点から分析。「光武帝と松下幸之助にみる努力」「中国帝王にみる企業リーダーの三タイプ」など、今こそ読まれるべき宮城谷流ビジネス哲学が詰まった一冊を復刊。

目次 : 1 人相篇―強烈な個性をはなつ異相の人物/ 2 言葉篇―ことばは、過信することなく重んじる/ 3 真偽篇―真偽を正しく知るは大いなる力/ 4 才能篇―“努力し得る”才能こそ天才の本質/ 5 命名篇―時間と、人に対する命名/ 6 創造篇―創造力を支える実見・実用/ 7 教育篇―教育により人は立つことを得る/ 8 死生篇―平安な時にそなえあって天命に耐える/ 9 父子篇―先達である父の教えは道理にかなう/ 10 人材篇―人材の登用が明暗を分ける/ 11 先覚者篇―非凡を転じて先覚者となる/ 12 哲理篇―正しい生き方の知恵/ 13 貧富篇―謙虚にして富のなんたるかを知る/ 14 信用篇―窮地から救ってくれるものは信用/ 15 観察篇―観察眼なしに人は動かせない

【著者紹介】
宮城谷昌光 : 昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成6年芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年吉川英治文学賞を受賞。平成16年に菊池寛賞を受賞、平成18年に紫綬褒章を受章。平成28年に「劉邦」で毎日芸術賞を受賞。同年、旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • coldsurgeon

    歴史を学ぶ、とくに古今の文献を読み、その内容を理解しようと努めることの重要性は今更言うまでもないが、それにより生み出される力の魅力を、縦横に語り、おもしろい。現在の日本には、中国・宋王朝の時代のように、学問を昇官発財(出世と金儲け)の手段とみなす雰囲気があるという。さらに経済という言葉が「経世済民(世をおさめ民を済う」の短縮形であることを忘れている社会でもある。歴史からわずかに発せられる暗号を受信できる現代人は少ないので、著者のような高感度な人による歴史物語が、必要なのであろう。

  • としき

    中国の歴史小説を語るにはこの人(宮城谷昌光)をはずせない。我々はどんなに頑張っても確実な未来など予測することはできない。しかし、過去は振り返ることが出来る。何か壁にぶち当たったとき、AIに聞けばひとつの答えを導き出すのかもしれない。しかし壁にぶち当たった時の対応方法は決してひとつではないはず。先人から学べば答えはなくてもいろんなヒントを得ることが出来る。時と場合により、その人それぞれにより求めるものが違う。ならば数多くの先人に学ぶ方が、それぞれの道しるべが導きだされるのではないか。歴史は必ず繰り返すから!

  • モビエイト

    中国の歴史上の人物と日本の経営者等と比べているという事は、歴史を学べばいつの時代でも同じ事が行われているという事がわかるし、悩みも同じなんだと思いました?

  • n-mochizuki

    読了して気づいたのですが、この本は1992年に刊行された書籍の新装版だったんですね。30年超、時が経過しているにも関わらず、全く色褪せず今の時勢を語ってる気すらするのは驚愕です。宮城谷さんの著作は殆ど読んできたと思ってましたが、まだまだ自分の勉強も足りないと感じつつ、歴史を知っているからかける不朽の作だなと思いました。

  • えで

    日本や中国の様々な時代の人物を通して、歴史から何を自分のものにするかが書かれている。書きとどめておきたい個所がたくさんあった。 現在の国内、国外様々な問題についても歴史から学べばどうすべきか、根本の大事なことは何かに沿って考えれば見えてくるはず。自分自身がそうやって探求し続ける姿勢を持ち続けることが肝要だと思った。 学ぶだけで満足せず、今の目の前の課題にどう立ち向かっていくかを考えることで歴史を活用できるのではないかと感じた。

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