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P町の親子たち 光文社文庫

宮口幸治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334105747
ISBN 10 : 4334105742
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

蒼田千尋は、息子の子育てに悩んでいた。幼児教室に通っている頃から、ほかの子ができる問題ができなかった。小学校四年生になった今も、成績はふるわないままだ。やったらできるはず、と思うのだが、その「やったら」ができない。しかし母親として可能性を信じたい千尋は、塾を変えればいいのではないかと思いつく・・・・・・。
『ケーキの切れない非行少年たち』の著者が、「発達障害が分かる」小説をお届けします!

【著者紹介】
宮口幸治 : 立命館大学総合心理学部・大学院人間科学研究科教授、児童精神科医、一般社団法人・日本COG‐TR学会代表理事。「境界知能」の人々に焦点をあてた大ベストセラーの『ケーキの切れない非行少年たち』をはじめ、子どもの発達や、境界知能についての著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shi−

    発達障害にスポットを当てた、連作短編集。 私自身仕事柄、発達障害のお子さんに接することもあり、割と身近な物として捉えている。 この本も発達障害は何も特別な事ではなく、どのお話も日常生活を送っていってる中で、しんどさだったたり、上手くいかないことだったり、違和感だったりで、医師や、支援センターの門を叩き、診断をうけている。 でも実際は親がしんどくてもなかなかそこへ繋いで貰えなかったり、こどもも成長するにつれ、しんどい事が増えていっている。なんとかならないかなぁ。

  • いなこ

    蒼田夫婦の息子康太は、授業についていけず友だちとの会話にも入っていけない。母子家庭の娘美羽は、落ち着きがなく不注意が目立つ。両親が医師の息子湊は、同級生とのトラブルや立ち歩きがある。それぞれ発達を疑い、相談にいって…。今は多様に判断がつく、発達に関すること。親がネットや本で調べたり、相談する場もある。それに伴う勉強の仕方の対応も少なくない。ただやはり、親としては葛藤は否めない。親も子もベストな状態でなることは、容易なことではないのだと感じた。

  • Richard

    P町に住む親子の3章からなるストーリー。それぞれの登場人物が他の章の主人公等とつながる。最近よく耳にする発達障害。以前であればそういった子も職人を始めとする適切な職についていたりした。小さい頃から療育を始めとした適切なケアを受けられたら。作者の他の本も読んでみたい。

  • きっき

    小説という形で発達障害を僅かではあるが知ることができた。

  • しまちゃん

    大学の総合心理学部・大学院人間科学研究科の教授であり児童精神科医でもある著者が、病院外来や市の発達相談などで出会ってきた親子たちの物語がベースとなった小説です。第1話は、境界知能の子どものケース。第2話は、注意欠如・多動症(ADHD)という発達障害のケース。第3話は、自閉スペクトラム症(ASD)のケース。子どもの発達のことを心配するのは親としては当然のことであるが、障害の受け取り方は様々である。親が子どもにとって安心の土台と伴走者になるには、まず親の心の安定が大切であることを伝えています。

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