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ひがん花の赤いじゅうたん 小栗大造と童話作家・新美南吉の平和への祈り くもんの児童文学

宮内純子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774322629
ISBN 10 : 4774322628
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

童話作家・新美南吉が生まれ育った、愛知県半田市岩滑―。この町の北側を流れる、矢勝川の土手は、毎年、秋の一時期、たくさんのひがん花で、まっ赤に染まります。しかし、とつぜん、そんな景色が現れたわけではありません。…それは、ひとりのおじいさんの、ある「思い」から、始まったのです。

【著者紹介】
宮内純子作 : 1934年、朝鮮慶尚北道大邱府(現・韓国大邱広域市)に生まれる。1945年10月、両親のふるさと、愛知県知多郡の親戚のもとに引き揚げる。愛知学芸大学修了後、慶應義塾大学に学ぶ。名古屋市、萩市、川崎市の公立小学校で教員をつとめる。児童文学創作グループ「ドラゴンの会」で、鈴木喜代春氏に、「すたーとらいん」で、佐々木赫子氏の指導を受ける

小坂茂 : 1925年、東京に生まれる。日本児童出版美術家連盟、春陽会会員。第21回小学館絵画賞、第83回春陽会中川一政賞受賞。個展・グループ展多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shiho♪

    南吉記念館一帯の彼岸花は愛知県民にとっては秋の風物詩として定着しつつあります。 川の土手に広がる、300万本の彼岸花は、一人のおじいさんによって始まったとは驚きでした。 大造さんは南吉の5歳下。少年時代は南吉と遊んだこともあるそう。 南吉については少ししか触れられていませんが、大造さんの戦地での体験から、平和への願いがこの彼岸花に込められているんですね。 一人で植え始めた大造さん。球根を分けてくれる人、一緒に植えてくれる人が増えていきます。自分も今のウクライナにできる支援はないか、置き換えて考えてました。

  • ヒラP@ehon.gohon

    川の土手に彼岸花のじゅうたんを作ろうと思ったきっかけは、平和への祈りであり、新美南吉に寄せる思いでした。 戦争に翻弄された小栗大造の生涯を描きながら、彼岸花の球根を植え続ける中で、多くの人の理解と協力が、結実していく過程はとても心に響きました。 様々な苦難を乗り越えた小栗大造の業績に拍手を贈りたいと思います。

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《私-図書館》小栗さんの作った彼岸花の赤いじゅうたん是非見に行きたい。新美南吉さんの記念館もその時行きたいなあ。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    新美南吉の生まれた愛知県半田市の川の土手に広がる赤い彼岸花、その数は300万本を越すそうです。ひとりのおじいさんの平和への願いが込められています。 『 まっ赤にそまる土手 / ふるさとの思い出 / 兵隊になる / 戦争が終わって / 校庭の桜 / ひがん花を植えよう / 一人っきりの土手で / たくさんの協力者 / 夢の実現 』

  • らっしー

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