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昭和天皇実録 第十

宮内庁

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784487744107
ISBN 10 : 4487744105
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan

Content Description

『昭和天皇実録』は、宮内庁において平成2年より24年の歳月をかけ編修され、平成26年8月、本文60巻が天皇皇后両陛下に奉呈されました。
明治34年の御誕生から昭和64年の崩御に至るまでの89年間、「激動の時代」を生きた天皇の御事蹟、そしてそれにまつわる日本の政治、社会、文化などを余すところなく記述。
そこにはこれまで知られていなかった昭和天皇の生きた御姿とその時代が、生き生きと記されています。
・『昭和天皇実録 第十』(昭和二十一年〜昭和二十四年)の内容
戦後、GHQ指導のもと様々な改革がなされるなか、新憲法の制定作業が開始される。
GHQとの息詰まる交渉、帝国議会・枢密院の審議をへて、日本国憲法は公布された。
戦後の混乱が続くなか、天皇は、全国への巡幸を決意する。
各戦争被災地を始め、戦災者・引揚者援護施設、学校、病院、工場などを精力的に巡り、慰問と激励の御言葉を繰り返す。
国民は各地の奉迎場においても、天皇を熱狂的に迎えた。
日本の戦後復興を天皇の御動静とともに描く。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    本格的に戦後が始まる。昭和21年から24年の記録となる『昭和天皇実録』第十。いわゆる人間宣言から始まる。憲法改正、東京裁判と、日本にとっても裕仁にとっても大きな転機が連続するが、『実録』は細かな変化も丁寧に記してあって、教科書にはない、そんな小さな出来事のほうにこそ、ついつい目が行ってしまう。例えば、昭和21年6月の帝国議会開院式での勅語からは口語体が用いられたり、昭和23年元日に初の新年一般参賀が行われたり、同年5月には側近主催の夕餐会に出席し、すき焼きを食べたり。(つづく)

  • しびぞう

    S21〜24年。後に出世したり重要な働きをすることになる人人は、相当若い頃から天皇陛下にお会いしているのだと改めて確認。戦後の地方御視察については国民のはしゃぎすぎっぷりがなんとも。

  • もくもく

    十巻(昭和21年〜24年)は、元日のいわゆる「天皇陛下の人間宣言」の記録から始まっていました。 その記録の前に、<敗戦以来事実上禁止されていた日章旗の掲揚が、前年十二月二十八日のGHQ通達で、「元日・三日・五日の3日間については差し支えない旨」となった。>…なんてことがさらりと記録されていて、戦争に負けると言うことはそう言うことなんだと、改めて驚きます。 昭和21年…当時45歳の昭和天皇をはじめ、今にも壊れてしまいそうな「日本国」を再び立ち上がらせるために取り組んだ人々の戦後を生々しく伝える資料です。

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