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昭和天皇実録第五

宮内庁

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784487744053
ISBN 10 : 4487744059
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan

Content Description

大正天皇の諒闇が明け、「昭和」という新時代への期待のなか、即位礼、大嘗祭の盛儀がおこなわれた。しかし現実は内外ともに多難であった。大陸では張作霖爆殺事件が発生し、処分をめぐり田中義一首相を叱責、内閣は総辞職する。世界恐慌と金解禁断行による大不況、統帥権干犯問題などで国内が動揺、そして満洲事変が勃発する。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この巻は、昭和三年から六年までの出来事をきめ細かに収録されています。ただあまり当時としては大きな事件もないのですが、結構直訴もあったようです。また内閣人事や治安維持法改正に対してもご自分の考え方を持っていた、ということは普段から情報もよく気にしていたということなのでしょう。

  • ぐうぐう

    『昭和天皇実録』第五は、昭和三年から六年の記録となる。激動の昭和だが、まだこの頃は比較的穏やかな時期と言えるのかもしれない。なので、こういう微笑ましい記述に目が行く。ボートを好む皇后が水泳をしないことを危惧し、裕仁と侍従が議論しているのだ。あと、南方熊楠の伝記には必ず出てくる裕仁への熊楠の講話のエピソードもちゃんと記されている。悲しい出来事としては、祐子内親王の逝去がある。あと、二ヶ月に一度くらいの頻度で直訴事件が起こっているのも印象的だ(昭和四年には、なんと若き児玉誉士夫が直訴している)。(つづく)

  • おおとろ

    ☆☆☆☆☆ 再読

  • もくもく

    読了…というか、眺め終りました。昭和3年から6年の記録 有名な、南方熊楠による粘菌についての講話は、昭和4年6月1日、戦艦長門の艦上においてでありました。さすがに記載は一行だけで「キャラメルの箱に入った標本を献上された」というエピソードの真実は…書いてなかったです。(^_^) 世界恐慌、張作霖爆殺事件、浜口総理襲撃、そして満州事変…そんな時代でした。執務内容が淡々と記録されるページがずっと並び、昭和天皇ご自身のお言葉・ご発言の記録は極端に少なくなっている感じです。

  • しびぞう

    本巻のハイライトは理研で作った人造酒を晩餐の席で高橋是清と若槻礼次郎に供したことだろうか。昭和天皇のお人柄が偲ばれて不謹慎ながら爆笑してしまった。千頁近いので途中でおやつを食べたくなることしばしだったのだが、食べようとするとなんとなく明治生まれの祖母の「不敬な!」という声が空から聞こえるような気がして、口にするのはお茶にとどまった。

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