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ISBN 10 : 4409041258
Content Description
1960年代のカウンターカルチャー以後、ポピュラー音楽と政治的言説の関係は常に問題となってきた。しかし、3・11はその関係を変化させ、これまでとは異なる近接性を呼び込んだのではないか。本書では、サウンドデモや愛国ソングなど、東日本大震災以後に起きた音楽をめぐる数々の出来事をたどり直し、多様な社会学的枠組みを使い、この問いに迫っていく。震災、原発事故、東京オリンピック、新型コロナ、そしてウクライナ戦争と、未曾有の事態が次々と押し寄せるなか、音楽はどんな姿を見せたのか。
目次 : 序章 カウンターカルチャーの思想/ 第1章 「音楽の力」が意味するもの/ 第2章 抵抗の音楽/ 第3章 ストリートを取り戻せ!/ 第4章 シュプレヒコールの行方/ 第5章 ビッグ・ブラザーがあなたを見ている/ 第6章 扇動の音楽/ 第7章 文化は人を窒息させる/ 第8章 情動の音楽/ 終章 非現実的な夢想家として
【著者紹介】
宮入恭平 : 1968年、長野県生まれ。学生時代からミュージシャンとして活動。2003年にハワイ大学マノア校でB.A.(社会学)を取得。帰国後、東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、立教大学、国立音楽大学ほか非常勤講師。専攻は社会学、ポピュラー文化研究、カルチュラル・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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