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レイシャル・プロファイリング 警察による人種差別を問う

宮下萌 (Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272240173
ISBN 10 : 427224017X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
宮下萌 ,  

Content Description

東京弁護士会外国人の権利に関する委員会によるアンケート調査、ハフポスト日本版の独自調査、編著者による調査等から日本における実態を可視化し法制度、警察実務、ミックスルーツ、統計的差別、アルゴリズム…その不当性を多角的に検証する。

目次 : 第1部 レイシャル・プロファイリングの実態と司法(取材から見えた、日本のレイシャル・プロファイリングの現在地/ ムスリムに対するレイシャル・プロファイリング/ 事例としてのムスリム母子不当聴取事件/ 量的データから見る日本のレイシャル・プロファイリングの実態―2021年度東弁調査の分析から/ 質的データから見る日本のレイシャル・プロファイリングの実態―2021年度東弁調査自由回答およびインタビュー調査から/ レイシャル・プロファイリングと国際人権―一般勧告36の紹介を中心に)/ 第2部 多角的な視点からレイシャル・プロファイリングを考える(Floyd訴訟後のニューヨーク市におけるポリシング政策/ 刑事政策論から見たレイシャル・プロファイリング/ 「職務質問道」が言語化する技能と言語化しない直感・違和感/ 「ハーフ」「ミックス」の人々とレイシャル・プロファイリング/ マイノリティに対する犯罪レイシャル・プロファイリングの不当性/ アルゴリズムの判断はいつ差別であるといえるか―COMPAS事例を参照して)

【著者紹介】
宮下萌 : 弁護士。インターネット上のヘイトスピーチ、テクノロジーと差別、レイシャル・プロファイリングなどを専門に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いとう・しんご

    「科学 2024年2月号」で見かけた前田春香さん追っかけ。外国人や外国人に見える日本人に対する繰り返される職務質問という公権力による差別事件についての論文12本。ムスリム母子不当聴取事件は本当に酷い(ネットで検索して欲しいくらい酷い)。どの論文も読み応えがある。人権問題については定期的かつ継続的な学びを途絶えさせるとドンドンと風化してしまうし、AIとの関連など新しい視点も盛り込まれているので、ぜひ多くの人に読んで欲しい本でした。ある意味、心に刺さるキツい本ではあるけれどね。

  • てくてく

    ムスリム母子不当聴取事件や外国人と見える人たちへの職務質問および明らかに日本人ではないと判明した場合の横柄な対応などを取り扱った論文が収録されているので購読。入管法違反の関係で取り締まる必要があったかもしれない時期が過去にあるにせよ、現場が近年の多様化やヘイトスピーチ問題に対応していないこと、思い込みの強さによって自身が加害者になっていることについての自覚が必要だろう。これは研修でどの程度改善するのだろうか。

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