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スマイル・ムーンの夜に Teens' Best Selections

宮下恵茉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591158999
ISBN 10 : 4591158993
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

もがきながら、新しい自分と居場所を獲得していく中学3年生たち。ひりひりして、心揺さぶられるYA小説。

【著者紹介】
宮下恵茉 : 大阪府生まれ。第15回小川未明文学賞大賞受賞作『ジジ きみと歩いた』(学研)でデビュー。同作で、第37回児童文芸新人賞受賞

鈴木し乃 : 長野県生まれ。一般書の装画や雑誌のイラストなどを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アズマ

    爽やかで読後感がよかったです。色々な悩みを抱えながらも最後は前向きに進んでいけそうな終わり方でした。「未来の自分なんて、まだわからない。だけど、今の私ならわかる。はみだし者にだって、きっとどこかに居場所はあるはず。ないなら、無理やりみつければいい。空が笑うのなら、わたしだって大口をあけて笑ってやる。わたしはここにいるんだって。」

  • tan

    テニススクールが共通の学校になじめない三人が悩みながらも成長していく物語。どの子も自分で殻を作っているだけなので悲痛な感じはしませんが、最後は自分で決めて道を切り開いていく姿が良かったです。表紙絵は沙羅と麻帆だと思いますがせっかく沙羅が金髪になったのなら金髪で描いて欲しかったですね。どちらがどっちか分からない絵でちょっと残念でした。物語的には読後爽やかでYA向けにはいいお話でした。

  • 白雪ちょこ

    幼なじみだけれど、友達でも仲間でもない。悩み、立場を抱えて成長していく3人の中学生の物語。 個人的に一番共感できたのは、のぞみ。 揉め事を嫌い、皆で平和に過ごしたい。 しかし自分の言いたいことを言えず、ぐっと奥歯を噛み締めて我慢している姿も、何度か頷けた。 大人しい麻帆や、美人なのに口が悪く孤独な沙羅、テニスの才能があるのに全くやる気を起こさない翔太。 3人それぞれの、心のスイッチが押された瞬間にも感動した。 学校は、言わば小社会。 その中でどう生き抜いていこうかと、試行錯誤悩む姿がとてもリアル。

  • 三谷

    最後の「初春・麻帆 スマイル・ムーン」もいいけど、 個人的には、のぞみちゃんの話を好きだな。 のぞみちゃんが沙羅ちゃんに怒られてたシーンとか、 沙羅ちゃんの言葉に感動しちゃった。 日にちが空いたらまた読みたいな。 ちなみに、宮下恵茉さんの小説は 素敵なものばかりだから、 他の人にもぜひ読んで欲しい。

  • チカ

    私もクラスで居場所が分からなくなることも、周りと価値観が違く感じることも、熱中できる何かに打ち込めないこともあるので、共感できました。3つの輝く星たちが4年後にまた笑顔で出会えることを祈って…!!

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