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天皇とマッカ-サ-のどちらが偉い? 日本が自由であったころの回想

室謙二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000240321
ISBN 10 : 4000240323
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2011
Japan

Content Description

ベ平連活動家として脱走兵逃亡を助け、FBIに睨まれながらも米国籍を取得した元『思想の科学』編集長が綴るユニークな米国体験と、輝いていた戦後日本への追想。人間の尊厳や自由について考えさせるエピソード満載。

【著者紹介】
室謙二 : 1946年東京生まれ。大学在籍中からべ平連(「ベトナムに平和を!市民連合」)に参加し、米軍脱走兵援助活動に関わる。フリーランスの書き手として硬軟さまざまなメディアに寄稿。雑誌『思想の科学』編集代表などを務めたあと、80年代後半からアメリカに住む。98年に市民権を取得。旅行記や政治論、文学批評、伝記等のほか、ファッション、音楽、コンピューター論、出版論、テクニカル・ライティングなどにいたるまで幅広いテーマを論じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • がんぞ

    『日本が自由であったころ』とは占領時代で、少年期記憶の美化作用と思う。父が早大教授であった謙二少年は同級生に「上にトルーマンというのが居るんだぞ!」と言ったが理解されなかった。君主制廃止の可能性も見えていた頃/ベ平連活動家の彼が1998年に米国帰化していた、反米と見なされなかったらしい。簡単な口頭試問があり侵略には“bear arms”で戦うと答えることが重要。彼には日本が属国と見えているだろう(実際そうだが)。ローゼンバーグ夫妻について“red diaper baby”“rigid”。ジラード事件も弁明

  • Hiro

    著者はベ平連などの市民運動に携わり今は米国に住む作家。本書はその生い立ちや国家観、生活信条を綴る。敗戦前後の空襲あり食糧不足ありの家族の様子や戦後の貧しくとも希望に溢れた世相が語られる一方、憲法九条を取り上げ戦争放棄、戦力不保持の意味がこれまでほとんど突っ込んで議論されず防衛や自衛隊の存在を含め平和の追求について信念も自覚もなく今に至っている日本の現状に強い不満を示してもいる。その考えと意気はよし、だが市民活動の非暴力と国家の非武装を一緒にしてもいいものか。著者のように勇気ある市民ばかりではないのだから。

  • 72ki

    さわやかな本でした。著者と、アメリカという国と日本という国の青春記を読んだ感じがします。 あとKGBとFBIの捜査官の能力に関する件は勉強になりました。そこらの「陰謀論」なんかバカバカしくなります。

  • うめけろ

    タイトルをテーマにした話かと思ったけど、中身はそうじゃなかったんやね。タイトルに騙された感があるなあ。確かに少しは勉強になったけど。

  • うみ

    もとべ平連の室謙二、アメリカに住み着いてのエッセイ。リーダーとはべつに実働をになったヤングべ平連たちは、それなりに自分の人生を歩んでいいおじいさんになったようだ。軽くはないが硬くはない独自の文体で戦後日本史を私的に振り返る。 いちばん面白かったのは、ジーンズに関する章「なんて言うのだったっけ、あの作業服?」で、服装文化論・ジェンダー論としても読める。

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