Books

詩集「抒情小曲集」より 立東舎 乙女の本棚

室生犀星

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845636365
ISBN 10 : 4845636360
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Gemi ,  

Content Description

目次 : 【内容】 / ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの / 故郷・金沢への思いやその風景をうたった作品が中心となった第2詩集。 / 室生犀星の『抒情小曲集』が、書籍の装画やCDジャケットなどで活躍し、 / 本シリーズでは、小川未明『月夜とめがね』、梶井基次郎『檸檬』、芥川龍之介『蜜柑』を担当するなど / 幅広い世代から支持を得ているイラストレーター・げみによって描かれる。 / 名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 / 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

【著者紹介】
室生犀星 : 明治22年(1889年)石川県金沢市生まれ。生後まもなく養子に出される。1918年、第1詩集『愛の詩集』を自費出版。1962年に死去するまで、多くの詩や小説を執筆した。生家跡には室生犀星記念館が建てられている

げみ : 平成元年(1989年)兵庫県三田市出身。京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース卒業後、イラストレーターとして作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アキ

    乙女の本棚新刊。犀星の詩とげみの絵がマッチしていて心地よい。小景異情「白魚はさびしや そのくろき瞳はなんといふ なんといふしほらしさぞよ」「ふるさとは遠きにありて思うもの そして悲しくうたふもの」名の由来となったふるさと犀川の詩「うつくしき川は流れたり そのほとりに我は住みぬ 春は春 なつはなつの 花つける堤に在りて こまやけき本のなさけと愛とを知りぬ いまもその川ながれ 美しき微風ととも 蒼き波たたへたり」犀川のほとりに室生犀星記念館、浅野川のほとりに泉鏡花記念館がある金沢の街の文化の豊かさを思い起す。

  • 榊原 香織

    雨の日には詩を。イラスト付きだとさらによく。 ロマンチックな室生犀星

  • ちえ

    【乙女の本棚】室生犀星。私でも知っている「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」故郷である金沢の風景や金沢への思いをうたった詩が、心に優しく、寂しく触れてくる。げみさんの絵もいい。「蜜柑」といい「檸檬」といい、この人の描く光が美しい。

  • たまきら

    室生犀星といえば「ふるさとは…」ですが(それぐらいしか読んでいなかった)、彼の故郷が金沢とは知りませんでした。どこか寂し気な、「元に戻りたい」のに元がどこなのかもわからないような孤独な言葉は、単に故郷から旅立っただけではなく、幼い頃に養子に出されたという経験から生まれるものなのかもしれません。…今頃気づいたんですが、このシリーズリットーミュージック出版なんですね。妙に納得。こういう本から素晴らしい詞も生まれるのかもしれないな。げみさんのイラストも素晴らしいです。

  • クラムボン

    室生犀星の詩は、あまり心に響かなかったな。だから嫌いかと言うと、そうでも無く、文語体の調べは心地良く、ゆるやかな共感を覚えたりする。だから心に響かなくでも、マイナスのイメージは無い。そしてげみさんの絵は、本シリーズ4作品目だが、今回も原作に相応しい絵でありながら、必要以上に語り過ぎず、そこら辺も好感が持てた。げみさん描く室生犀星だが、渋い二枚目で、少し若年寄ってところでしょうか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items