Product Details
ISBN 10 : 487782149X
Content Description
漆と人間は一万年という長い付き合いを積み重ね、特に日本では世界に類をみない漆文化が育まれてきました。
本書は「蒔絵」の人間国宝を指南役に、漆の素材・わざ・文化史などを切り口に、5章構成・全66話で深遠な漆文化の魅力を紹介する「漆の教養書」です。
著者の室瀬和美氏は漆芸家で、重要無形文化財「蒔絵」保持者。60余年にわたって国内外の現場で、自身の創作・国宝などの文化財修理を手がけてきた、漆工芸のスペシャリストです。
「えっ!」と驚くマメ知識あり、ときにマニアックな技術論あり、漆の面白話が盛りだくさん。技術者ならではの説得力あふれる視点で、「漆」×「伝統」を縦横無尽にひもときます。
《著者情報》
室瀬和美(ムロセカズミ)
一九五〇年、東京都生まれ。幼少より漆芸家の父・室瀬春二の仕事にふれ、漆芸の道へ。東京藝術大学入学後、松田権六・田口善国に学び、蒔絵を志す。同大学院美術研究科漆芸専攻修了後、創作と漆工文化財の保存修理に取り組み、一九九一年、目白漆芸文化財研究所を開設。二〇〇八年、重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定。漆文化を未来につなぐべく、漆の魅力を国内外に発信している。パブリックコレクションに、文化庁・国立工芸館・大英博物館・メトロポリタン美術館・伊勢神宮ほか多数。
【著者紹介】
室瀬和美 : 1950年、東京都生まれ。幼少より漆芸家の父・室瀬春二の仕事にふれ、漆芸の道へ。東京藝術大学入学後、松田権六・田口善国に学び、蒔絵を志す。同大学院修了後、創作と漆工文化財の保存修理に取り組み、1991年、目白漆芸文化財研究所を開設。2008年、重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定。漆文化を未来につなぐべく、漆の魅力を国内外に発信している。パブリックコレクションに、文化庁・国立工芸館・大英博物館・伊勢神宮ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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