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ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く 角川文庫

室橋裕和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041140925
ISBN 10 : 4041140927
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いま、「新大久保」が大きな注目を集めています。日本を代表するコリアンタウンとして、週末ともなれば身動きが取れないほどの人出となっています。ただ、同時に新大久保は「移民」の街、増加し続ける外国人を受け入れる日本有数の国際都市ともなってきました。この数年、新大久保ではベトナム人、ネパール人をはじめとして、東南アジア、インド周辺、中東、中国などさまざまな人が学び、働き、暮らすようになっています。
彼ら新大久保に生きる外国人は、どうしてこの国のこの街にやってきて、日々なにを思い、日本社会をどう捉え、なにを食べて、なにに喜びまた疑問に思っているのか。反対に、新大久保の日本人たちは、増加し続ける外国人をどう受け止めているのか。新大久保は、今後ますます多国籍化が進んでいく日本の、最前線であり、モデルシティであり、未来の姿といえます。
実際に新大久保に暮らすことになった著者が、新大久保の面白さや問題点、外国人たちの素顔や生活などがわかるエピソードを連ねていくことで、「カオスの街、国際都市」と呼ばれる本当の姿を描いていきます。

【著者紹介】
室橋裕和 : 1974年生まれ。週刊誌記者を経てタイに移住。現地発の日本語情報誌に在籍し、10年にわたりタイ及び周辺国を取材する。帰国後はアジア専門のジャーナリスト、編集者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • garth

    バーン・タムの話がない! バーン・タムとモンゴ・モロについて書いて挟みこみたい。なお、我が家の第二の居間であるムスタング・タカリについてはたっぷり頁を割かれております。

  • MICKE

    地方都市・場末のアーケード、シャッター街、地域の再生の鍵はこれだ、新大久保化だ! ただしこれちょっと間違っちゃいけないのは、日本あっての新大久保、多国籍街だっていうことかな、たんなるいろんな人が集まる街ではダメなんだな、日本の街でないと。

  • 二人娘の父

    私の職場は目白。小田急・新宿で山手線に乗り換えるので、新大久保駅は通勤途中駅である。しかし実際には、この駅で降りて買い物したり食事するということは、ほとんどない。毎朝通過するだけのこの駅の周りに、これだけのドラマがあろうとは。著者の取材スタイルがすごい。とにかく懐に入っていく。書かれていること以外に、実は色々とトラブルなどもあるようにも思うのだが、どうだろうか。近くて遠い街である新大久保。しかしここで起きていることは、間違いなく多様な文化との共生が求められる、日本社会の一断面であることを印象付けられた。

  • モリータ

    ◆単行本2020年9月辰巳出版刊。文庫版(本書)は単行本を加筆修正し書き下ろしの章を加えて2024年1月刊。◆日本人と外国人の(住宅街に対する)意識の違い(284頁)、保護者に対するやさしい日本語での説明(344-345頁)。授業のネタになるかもしれないのでメモ。

  • Yuka

    DEIの担当になって色々と勉強していく中でまだ知識が浅いのが外国ルーツの方々。ずっと前に買って積ん読になってたこの本を読んでみた。 新大久保=韓国ってイメージがあったけど、今はもっと多文化になっていて、リアルな生活がわかってすごく面白かった! 大学生の時に大久保小学校の国際学級の見学に行かせてもらったことも思い出した。今から20年前。すごく貴重な体験をさせてもらったんだな。経験をもっと有効活用したいなと思った。 この本でも「やさしい日本語」に触れられていたので、次は「やさしい日本語」を習得したいなと思う!

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