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落窪物語 上 現代語訳付き

室城秀之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784043742011
ISBN 10 : 4043742010
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2004
Japan

Content Description

底本に忠実に読み解いた、新たな校訂本文による決定版。―実母の死後、主人公の姫君に、父中納言の屋敷で与えられた部屋は落ち窪んだ所であった。そこで「落窪の君」という屈辱的な名を与えられた姫君は、継母に虐待されていた。この姫君に愛情を抱くようになった少将道頼は、姫君を屋敷から脱出させる。しかし道頼には新たな縁談が持ち上がった。

目次 : 巻1(姫君の生い立ち/ 姫君の才芸―箏の琴と裁縫/ 姫君の侍女あこきのこと/ あこきの夫帯刀のこと/ 左大将の息子少将、姫君のことを知る ほか)/ 巻2(少将と帯刀、姫君を連れ出す相談をする/ 姫君に、交野の少将から手紙が贈られる/ 継母、姫君に、笛の袋を縫わせる/ 姫君、少将の手紙に返事を書く/ あこき、典薬助のことを知る ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅてふぁん

    平安中期に書かれた継子いじめの物語。継母だけでなく、その娘たちも父中納言も結構ひどい。落窪の君が救出されて以降、道頼の復讐がかなりえげつない。これぞ、今でいう‘ざまぁ’展開!いや、確かに継母のいじめもひどかったけれども!もう、なんというかここまであからさまに…ヒーローなのに、そんなことまでしちゃっていいの?!腹黒というレベルではないんだけど。平安貴族って怖いわ〜(^^;)

  • 凛風(積ん読消化中)

    典型的な継子いじめと、継母への復讐。もうね、韓流ドラマのよう。『キャラ読みできる古典』です。しくしく泣き暮らす可哀想なお姫様をちくちく虐める継母。父親は無関心。そこに現れる牛車の王子。助け出して、屋敷を与えて豪華な暮らし。子供もできて幸せなのに、車争いの末イチャモンつけたり、継母の実子に超ブサイク男を婿取りさせたり、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、の復讐劇。この子供じみた悪だくみも仕方ない気がするのは、本当に子供だから。だって、12歳で子供産んでるんだもの。そんなこんなで、下巻に突入。

  • 霧凛

    授業でやって興味をもったので読んでみました。すごい面白かった!シンデレラストーリーなのですが、少将(後でいろいろ変わるけど)の継母へのしかえしがえげつなかったですw役職や地位で名前が呼ばれるので読んでいて混乱しかけることもありましたが慣れればすらすら、姫君が二条へ行ったあたりからはすごいスピードで読み進めてしまいました。母北の方いい人すぎる…。下巻も楽しみです!

  • リトル★ダック

    相変わらず、阿漕とその夫の帯刀の働きには胸のすくような思い。わたしは、現代語訳しか読んでいませんが、読み出したら、止まりません。

  • 刹希

    日本版シンデレラストーリー。思った以上にスラスラ読める。現代に残っているだけあり内容も面白かった。少将の懐の深さに惚れる。典薬助は不憫としか言いようがない。

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