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毛沢東の文革大虐殺 封印された現代中国の闇を検証

宋永毅

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562039784
ISBN 10 : 4562039787
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本人の知らない、中国現代史の恐るべき暗黒劇。中国文化大革命の期間中に起こった、不条理な虐殺事件8件を徹底的に解明。毛沢東と党指導部の責任を暴露した、文革究明の最新報告。

【著者紹介】
宋永毅 : 1949年、上海生まれ。1989年アメリカ留学。コロラド大学およびインディアナ大学で修士の学位を取得。1999年8月、中国において文革資料を収集中に当局に逮捕された。2000年1月釈放。現在、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校図書館研究員

松田州二 : 1976年、東京教育大学文学部文学科言語学専攻卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kanaoka 58

    文化大革命といえば、批判闘争、自白強要、労働改造がイメージされるが、このイメージこそ中共に洗脳された結果である。その先には隠蔽された数々の殺戮がある。大躍進が4千万人の餓死者を出したといわれる事は有名だが、文化大革命においても1千万人を超える虐殺がある。その責任を紅衛兵の暴走や林彪・四人組に帰する事はまやかしに過ぎない。毛沢東の個人的権力闘争、中共の扇動と操作、思想教育の成果、階級(地主・富農等)絶滅政策があり、虐殺当事者は中共の権力基盤において何ら責めも負わず生きている。これが現代中国共産党の姿である。

  • yukineko 読書お休み中

    こんな事が現実に起きて良いのか?本当に人間はこんな悪魔のようになれるのか?そう思いながら読みました。本当に読むのが苦しかったです。人は追い込まれるとこんな風に残虐になるのか、元々の国民性なのか、それとも教育の所為なのか、その全部か。この国は闇が深くて恐ろしくて鳥肌が立ちます。毛沢東は国民を残虐な殺人鬼にして操って大勢の国民を虐殺。その毛沢東の写真を今も天安門に飾っているなんて何かの冗談みたい。この国は国民を人間じゃなくて操り人形か何かだと思っているのかもしれない。こんな国を放置していたら大変な事になる。

  • Yasuharu_

    大躍進政策の失敗の混乱下に起きた狂気の10年。 熱狂し次第に手をつけられなくなる紅衛兵は、旧い思想・文化・風俗・習慣を叫び、カニバリズム、強姦。中国各地でおよそ獣のような蛮行を繰り返す。目を覆いたくなるような話が続くが、いずれも詳細はわかっていない。これだけのことが起きたのに風化(変化)が早い事にも驚いた。

  • Arte

    文革の時にあちこちで起きた虐殺事件についての報告を集めたもの。中央から来た曖昧な指示に従って、もともと出身階級が悪いとされて迫害されていた人々を、いやそれ違うからやめて、という地方からの指示が届くまで2か月ぐらい、次々と石や棍棒で殴り殺した、という事件が多い。ルワンダやインドネシアなどと似てる気がした。内モンゴルの事件は少し違う感じだが、後に長大な告発の壁新聞を貼り巡らせた、というのが凄い。とりあえず革命は怖い。あと、註の位置が非常に分かりやすくて読みやすかった。

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