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ISBN 10 : 4760155562
Content Description
1946年夏。朝鮮から日本へ、男は「密航」で海を渡った。日本人から朝鮮人へ、女は裕福な家を捨てて男と結婚した。貧しい二人はやがて洗濯屋をはじめる。蔚山、釜山、山口、東京―洗濯屋の「その後」を知る子どもたちへのインタビューと、わずかに残された文書群を手がかりに、100年を超える家族の歴史をたどる。
目次 : 密航1946/ 第1章 植民地の子ども(朝鮮 1911‐24/ 日本 1924‐44/ 朝鮮 1944‐46)/ 送還 1946/ 第2章 洗濯屋の家族(尹紫遠 ユンジャウォン/ 大津登志子 おおつとしこ/ 泰玄 テヒョン たいげん/ 逸己 いつこ イルギ)
【著者紹介】
宋恵媛 : 博士(学術)
望月優大 : ライター。著書に『ふたつの日本―「移民国家」の建前と現実』(講談社現代新書、2019年)。認定NPO法人難民支援協会が運営するウェブマガジン『ニッポン複雑紀行』の編集長を務める。様々な社会問題に取り組む非営利団体の支援にも携わっている
田川基成 : 写真家。長崎県出身。土地と記憶、移民と文化などをテーマに作品を撮る。千葉に暮らすムスリムのバングラデシュ移民家族の5年間の生活を写した「ジャシム一家」で第20回三木淳賞。故郷・長崎の離島沿岸部への約4年に渡る旅を記録した写真集『見果てぬ海』(赤々舎)で2022年日本写真協会新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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