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ISBN 10 : 4299022513
Content Description
2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公は鎌倉幕府第2代執権・北条義時。打倒平氏を果たし、史上初の武士政権(幕府)を打ち立てた源頼朝に仕え、頼朝の死後も「13人の合議制」のリーダーとして幕府を強固な組織とした。しかしその道のりは、謀略・謀反・暗殺など、身内同士で血を流し合う陰惨なものだった。その過程の人間模様を描いた、時代小説の名手たちによる傑作を集めたアンソロジー。
【著者紹介】
安部龍太郎 : 1955年、福岡県生まれ。久留米高専卒。図書館勤務等を経て小説家に。1990年、日本通史を小説で俯瞰する短編集『血の日本史』で注目を集める。同書と1994年発表の『彷徨える帝』で山本周五郎賞候補になった。2005年に『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞を受賞。2013年に『等伯』で第148回直木賞を受賞
山本周五郎 : 1903年、山梨県生まれ。本名、清水三十六(しみずさとむ)。横浜市立尋常西前小学校卒業後、東京・木挽町の山本周五郎商店に従弟として住み込む。関東大震災後、復職せずに文学修業に努める。1929年、「少女世界」に童話や少女小説を発表する。1943年、『日本婦道記』が第17回直木賞の候補に推されるが辞退。1959年、『樅ノ木は残った』が毎日出版文化賞に選ばれるが受賞を固辞。1961年、『青べか物語』が文藝春秋読者賞に推されるが辞退。1967年逝去
岡本綺堂 : 1872年、東京生まれ。東京日日新聞の記者として働きながら執筆を始め、1891年に同紙に小説「高松城」を連載。1911年に発表した戯曲『修禅寺物語』が出世作となる。コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」シリーズに着想を得て執筆を開始した小説『半七捕物帳』は、後の「捕物帳」の嚆矢となり、多くの作家に影響を与えた。1939年逝去
火坂雅志 : 1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て1988年に『花月秘拳行』で作家デビュー。1999年に発表した『全宗』が吉川英治文学新人賞候補となり注目される。2007年に上杉景勝の家臣、直江兼続の生涯を描いた『天地人』で第13回中山義秀文学賞を受賞し、2009年にNHK大河ドラマの原作となる。2015年逝去
永井路子 : 1925年、東京生まれ。東京女子大学卒業後、1949年に小学館に入社し、編集に携わりながら歴史小説を書く。1964年に『炎環』で第52回直木賞を受賞。1984年に菊池寛賞を受賞。1988年に『雲と風と』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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けやき
読了日:2021/11/13
マツユキ
読了日:2021/12/25
鮭
読了日:2023/01/09
ブランノワール
読了日:2021/11/05
にきゅ
読了日:2023/01/13
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