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脱デフレの歴史分析 「政策レジ-ム」転換でたどる近代日本

安達誠司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894345164
ISBN 10 : 4894345161
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2006
Japan

Content Description

明治維新から第2次世界大戦まで、経済・外交における失政の連続により戦争への道に追い込まれ、国家の崩壊を招いた日本の軌跡を綿密に分析。「平成大停滞」以後に向けた日本の針路を鮮やかに呈示する野心作。〈受賞情報〉河上肇賞(第1回)

【著者紹介】
安達誠司 : 1965年生まれ。ドイツ証券会社経済調査部シニアエコノミスト。東京大学経済学部卒業。大和総研経済調査部、クレディスイスファーストボストン証券経済調査部などを経て現職にいたる。専門はマクロ経済、金融、デフレ史、日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Haruka Fukuhara

    議論の正しさは判断すべくもないが、問題意識は共感する部分が多く、そこからの論の運びも興味深かった。何冊か著者の本を読んだが、一番の労作に感じた。銀本位制は日本からの金の流出を招いた失策かと思っていたら、それによって日本の国際競争力が高まり輸出型の成長が進んだと言及されていて新鮮に感じた。

  • むとうさん

    新年一発目。近年の日本のデフレと昭和恐慌期を比較して論じる本は数多くあるけれど、この本の特徴は「レジーム」と背後にある思想に着目して論じたところにある。大国思想で金本位制に拘泥したこと、松方財政の本質を見誤っていたこと、金融面に対する蔑視など様々な要素が井上財政に繋がったとする。一般的な経済モデルでは背後の社会思想は重要視されない傾向にある(と思う)が、そういう意味でも経済史の面白さが詰まっている本。金融政策のレジームシフトは正に今起きているのかもしれないと考えると、今後を考える上で参考すべき点は多いか。

  • がんちゃん

    2006年の著書ですが、今のアベノミクスが行っている、質的量的緩和による通貨安政策を暗示しています。様々なレジームと問題点を指摘していますが、図書館本だけにじっくりとは読みきれなかったので、改めて腰を据えて読みたいですね。

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