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ラグジュアリー --文化創造の新たなる源泉(仮)

安西洋之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784295406631
ISBN 10 : 4295406635
Format
Books
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いま人を動かすのは「テクノロジー」ではなく、「人文知」だ。2030年までの世界を読み解く新しい方程式。

目次 : 第1講 「新しいラグジュアリー」の時代は静かに始まっている/ 第2講 「旧型」のラグジュアリー/ 第3講 新しいラグジュアリーと「意味の創造」/ 第4講 ラグジュアリーとロマン主義/ 第5講 日本のラグジュアリー/ 鼎談 最先端から見える「ラグジュアリー」の向かう場所/ 第6講 「ラグジュアリーマネジメント」が教えるもの/ 第7講 文化盗用―文化的な植民地からの解放/ 第8講 「アート」が持つ意味/ 第9講 サステナビリティをラグジュアリーから見る/ 第10講 もうひとつのあり方、もうひとつの視点

【著者紹介】
安西洋之 : モバイルクルーズ株式会社代表取締役/De‐Tales Ltd.ディレクター。東京とミラノを拠点とした「ビジネス+文化」のデザイナー。欧州とアジアの企業間提携の提案、商品企画や販売戦略等に多数参画してきた。デザイン分野との関わりも深い。2017年、ロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』(日経BP)を監修して以降、「意味のイノベーション」のエヴァンジェリストとして活動する中で、現在はソーシャル・イノベーションの観点からラグジュアリーの新しい意味を探索中。またデザイン文化についてもリサーチ中である

中野香織 : 著述家/株式会社Kaori Nakano代表取締役。イギリス文化を起点とし、ダンディズム史、ファッション史、モード事情、ラグジュアリー領域へと研究範囲を広げてきた。日本経済新聞など数媒体で連載を持つほか、企業のアドバイザーを務める。著書多数。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。英ケンブリッジ大学客員研究員、明治大学特任教授、昭和女子大学客員教授などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    Luxuryの語源ラテン語のluxusは、植物が繁茂しすぎるという意味。中世のLustは色欲、仏語luxは光の単位。現代のラグジュアリーブランドは19C中頃に創立され、1990年代LVMHを構築したが、新しいラグジュアリーの要素は、職人の手、創造性、オリジナリティであり、世界の大学でラグジュアリーマネジメントコースが次々に開設されるのは、アートを含む人文学の需要が高まっていることの証と考えられる。イタリアのピアノメーカーFazioliや、ブルネロ・クチネリ家族財団のユニバーサル図書館に興味が湧いた。

  • mstr_kk

    ファッションなどを中心に、「ラグジュアリー」と呼ばれるジャンルのビジネスにおける新しい動き(多様性と持続可能性への意識)を紹介する本。共著ということもあり、ちょっと議論の焦点が見えにくいところもありましたが、まったく知らない分野だったので勉強になりましたし、面白かったです。「役に立たない」といわれる人文学を擁護するために、押さえておいて損はない一冊だと思います。

  • miu

    ラグジュアリーとは何か。旧型といまの違いや切り離すことのできない要素のサステナビリティ。背景にある文化などなど。自分の中の知識の幅が広がったし、そういうことかと紐付けされた感じ。ラグジュアリーの反対語は、、、というのが心に残っている。

  • Naota_t

    #2307/★3.2/「ラグジュアリー」ファッション産業について、歴史的、地理的背景から幅広く論じた内容。骨太な内容で、読むのには気合がいる。アジア圏でラグジュアリーは、ステイタスや自信を高める意味合いが強い一方、欧米圏では「文化」に近いと思った。そのようなベースがあるから、本場の人が、日本の女子高生がラグジュアリーグッズを身につけている場面を見て戸惑うのだろう。服は毎日着るものなのに、誰も教えてくれないし、自分で勉強することも少ない。家庭でしっかり、ラグジュアリーを含めた「服育」が重要だと再認識した。

  • mngsht

    服飾史やウィリアムモリスと、仕事で薦められた本にも関わらずじぶんの守備範囲だなーーーと感じさせる本だった。この本の定義ではわたしもZ世代なので、若者の購入意識も感覚的に分かるし、新ラグジュアリーに対しても「確かにな」と腹落ち。 「どうクリエーションやじぶんの仕事に落とし込むか?」を考えた時に、じぶんに足りないのは異文化理解(というかインプット量)だと思った。この本自体が比較文化的な話だなと。「正しさ」のアップデートの度合いが人によって違うけど、そこをビジネスの命取りにならないようにしていきたい。

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