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河井継之助 近代日本を先取りした改革者

安藤優一郎

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532176327
ISBN 10 : 4532176328
Format
Books
Release Date
March/2018
Japan

Content Description

司馬遼太郎氏が描かなかった「幕末の風雲児」もう一つの生き様。武士の時代の終わりを見通し、財政・藩政立て直しと近代化に奔走した男の生涯。

目次 : プロローグ 河井継之助が目指したもの/ 1 越後長岡藩に生まれる―大望を抱く/ 2 生涯の師に出会う―諸国を遍歴する/ 3 藩主牧野忠恭の信任を得る―国政に背を向ける/ 4 藩政改革に取り掛かる―経綸の才を発揮する/ 5 動乱の地京都へ―火中の栗を拾う/ 6 藩政のトップに立つ―危機が迫る/ 7 総督として政府軍を迎え撃つ―判断を誤まる/ 8 その後の長岡藩―相反する評価/ エピローグ 河井継之助とは何だったのか

【著者紹介】
安藤優一郎 : 歴史家。文学博士(早稲田大学)。1965年千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。文学博士(早稲田大学)。「JR東日本・大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tadashi_N

    戊辰戦争がなければ、行政改革で有名になったはず。知ってて負け戦に突っ込まざるを得ない感じ。

  • 如水

    河井継之助…幕末の麒麟児か亡国の元凶か意見が二つに分かれる所ですが、今の世の中では『英雄』として崇め奉られている(?)方かと。作者が記載している通り、司馬遼太郎作「峠』で一躍有名になった彼を掘り下げかつ客観的に記載した本です。なので「峠」を読まれた方にとっては補足事項や時間軸が分かりやすい内容になってます。ただ、司馬遼太郎、実は短編で「英雄児」と言うのも書かれているんですね〜。実はそちらの内容についても補完されてます。英雄というのは、時と置き所を天が誤ると、天災の様な害をすることがあるらしい…深い🤔

  • ようはん

    幕末の有名人物ながらもその事績と生涯はあまり知らなかった為、図書館でこの本を見つけて読んでみた。藩内部の財政改革や軍制改革に成功して当時としては有能な人であったのは間違いないんだろうけど、戊辰戦争で主戦派に立ってしまった判断ミスで長岡藩を焼け野原にしてしまい民衆から恨まれる結末になってしまうのは激動期の敗者の厳しさを感じる。

  • おくてつ

    司馬遼太郎の「峠」で描かれた河井継之助。「峠」を読んで知っているよって思っていたけれど、帯に「司馬遼太郎が描かなかった、もう一つの生き様」なんて書いてあったので、それなら読んでみようと手に取った。 峠と照らし合わせて読んだわけではないですが、人間ドラマより、彼の経済官僚としての施策の中身が詳しく書いてあった印象です。なんせ、日経からでていますから。

  • ミチ

    この激動の時代に生き長岡藩という小藩で名を残した事が歴史の中で活きている事が凄い。少しだが歴史というものが近い存在になった。

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