Books

話はたまにとびますが 「うた」で読む日本のすごい古典

安田登

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065370704
ISBN 10 : 4065370701
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『源氏物語』、『万葉集』、『太平記』――
恋愛も死も生き様も“うたう”ともっと面白くなる!

「100分de名著」でも大活躍!多才な能楽師が
和歌と謡曲、名作古典を自由に往還してガイドする新たな古典の世界

物語の中の和歌は、ミュージカルにおける歌のような存在。
何度か読み、そしてうたい、和歌が自分の中に定着したなと思ったらはじめて本文を読む。
すると、不思議、不思議。無味乾燥だと感じた古典が
彩り豊かなキラキラ世界に変わるのを感じるでしょう。

紫式部、在原業平、小野小町、西行――
個性豊かな和歌が新たな古典の扉を開ける。




【著者紹介】
安田登 : 1956年、千葉県生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師。高校教師時代に能と出会う。ワキ方の重鎮、鏑木岑男師の謡に衝撃を受け、27歳で入門。ワキ方の能楽師として国内外を問わず活躍し、能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演などを行うかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を全国各地で開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • shikashika555

    ウエメセで失礼ながら安田登さんの書くものにハズレは無い。 面白かった! 歌のこともお能のこともあまりよく分かっていない私でも、とても読みやすく入ってくる。 一重にこれは著者の熱量によるものだと思う。 自分の感じた驚きや感動を誰かに伝えたい!という熱。 いにしえの世界と此岸を 瑞々しい言葉で仲立ちしてもらいながら知識を得る。 すごく幸せな体験だ。

  • N

    能楽師の著者が和歌をテーマに色々な古典に話を広げていく。著者の知識量と楽しむ心が感じられ、能を全く知らない私にも面白く読めた。和歌の素地のある人は、歌枕の場所に行ってみることで楽しみが膨らむ。六義園は行ったことがあるが、和歌の教養で何倍もおもしろくなるとは知らなかった。能には幽霊を僧が成仏させる形式のものがあり、有名な歌人はだいたい題材になっているようだ。あらすじすら初めて知る話ばかりで面白い。特に救いのない定家の葛の話は印象に残った。古典は和歌を中心に読むことで、読みやすくなりキラキラの世界を味わえる。

  • 福ノ杜きつね

    和歌に着目し、能楽の構成、演目を解説する一冊。芸術論、芸術哲学に近い内容で、タイトルにあるように頻繁に話が飛ぶため読むのに難渋するが、「うた」を詠む行為にある意義、観念上での時空の超越、五感を喚起することによる擬似体験のトリガーなど、興味深いトピックが多々あった。

  • ぐらん

    能の作品を題材に和歌との関係を解説。和歌自体が持つ凄いパワーがよく認識できた。 久しぶりに能を鑑賞したくなった。

  • 呑司 ゛クリケット“苅岡

    能楽師の著者が和歌を解説して行く中で、日本人が持つべき息遣いを知ることが出来る。呼吸は心でコントロール出来ることを知った。謡跡、六義園、一樹の蔭、万葉集、西行、紫式部などが心に残った。古典はもっと身近におきたいものだといつも思うけど、この一冊だけでは足りない。伊勢物語、源氏物語などを原作で読みたいものだと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items