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ルポ差別と貧困の外国人労働者

安田浩一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334035686
ISBN 10 : 433403568X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本経済にとって、都合の良い存在であり続けた外国人労働者。中国人研修生・実習生と日系ブラジル人を中心に、彼ら・彼女らの心の痛みを描きながら、日本社会をも鋭く映す渾身のルポルタージュ。

【著者紹介】
安田浩一 : ジャーナリスト。1964年静岡県生まれ。週刊誌、月刊誌記者などを経て2001年よりフリーに。事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    ルポ 差別と貧困の外国人労働者。安田浩一先生の著書。日本の重労働は外国人労働者が支えている面が大きい。そんな外国人労働者を差別したり、外国人労働者が貧困に苦しむような社会は絶対に間違っていると思います。日本社会を支えている外国人労働者に対する敬意と尊敬の念を形にして示すような社会であってほしい。

  • リキヨシオ

    「おもてなし」や「爆買い」など外国人観光客が増加する一方で日本経済にとって欠かせない外国人労働者は過酷な労働環境で使い捨られる。一部の日本企業に都合よく消費される外国人労働者を取り上げたルポ。第1部では「外国人研修・技能実習制度」で中国から研修生・実習生として日本に渡った若者が直面した「低賃金、通帳印鑑没収、人格否定、パワハラ、強制帰国」といった奴隷労働の現実。第二部は日系ブラジル人が「ガイジン」「デカセギ」労働者の貧困生活を描く。外国人観光客に優しい一方で外国人労働者への扱いなど負の一面は報道されない。

  • ののまる

    農業分野で外国人労働者を受け入れる方針を昨日政府が出したけれど、賃金や待遇を日本人同等に(というより人として平等に)ちゃんとして欲しい。日本と経済格差がある国だからといって残業代300円とか、暴力とか、借金漬けにしてパスポート取り上げるなど、悪質な仲介業者や、制度自体を理解していない雇い主がたくさんいるし、それを監視する政府機関さえ天下りで甘い汁を吸っている。彼らが奴隷労働の現場から逃亡して不法滞在の道を進み犯罪に走るのも理由がある。

  • ☆☆☆☆☆「わたしたちは人間扱いされていないんです」こう訴えるのは中国人の研修生・技能実習生たちだ。仲介会社に数十万を払い渡日。月給6万、残業代時給300円の職場で昼夜問わず働かされ、異動願いや賃金交渉をすれば強制帰国させられる。職場や生活環境の酷さ、日本で人身売買まがいのことが行われていることにショックを受けた。10年前の内容なので改善していることを願うばかり。また、08年のリーマンショックで、それまで日系人の単純労働者を多く抱えてきた企業が彼らを大量解雇した。真っ先に切られたのが日系ブラジル人だった。

  • tellme0112

    偽装請負、共通する課題も多いな。と思った。人手不足を理由にした実習生拡大はやはりおかしい。これ見るとポルトガル語をやりたくなる。明るくまとまってるのは、多分構成の問題。本当はすごい闇が深まる問題なのだろうな。

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