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ISBN 10 : 4409041029
Content Description
日本植民地時代の「国語」教育、およびその「成果」をめぐる、当時から現在までの様々な言説を分析。台湾人の苛立ちと諦観、教育者の焦りと自己満足、旅行者のノスタルジー、言語学者の興奮など、日本語を話す台湾人という現象からあぶりだされるのは、むしろ日本人の日本語観である。ことばをめぐる政治・歴史・他者像を明らかにしてきた著者の最新書下ろし。
目次 : はじめに―「JAPANデビュー」/ 第1章 日本語への視線―「かれらの日本語」という問題/ 第2章 「かれらの日本語」発生の前提/ 第3章 「かれらの日本語」の発生/ 第4章 「かれらの日本語」の展開―一九四五年以降の台湾と日本語/ 第5章 「日本語教育史」の再編―「成功」の歴史なのか/ 第6章 「かれらの日本語」、その後―一九九〇年代以降の議論/ おわりに―「わたしたちの日本語」の解体にむけて
【著者紹介】
安田敏朗 : 1968年神奈川県生まれ。1991年東京大学文学部国語学科卒業。1996年東京大学大学院総合文化研究科博士課程学位取得修了。博士(学術)。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教員。専門は近代日本言語史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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midnightbluesky
読了日:2012/06/26
うりきち
読了日:2012/09/08
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