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ISBN 10 : 4582833128
Content Description
漢字廃止・制限論と擁護論との対立が、さまざまな「応世」と偏狭頑迷な「伝世」の主張となって、激しい「思想戦」をいくたびも繰り返してきた。その逆説の構図をあぶり出す、日本語そのもののあり方を問い直し、これからの日本語を考えるために不可欠の基礎作業。文字に思想はあるのか。
目次 : 第1章 漢字廃止・制限論をどうとらえるか/ 第2章 文明化の思想/ 第3章 競争の思想―国際競争と産業合理化のなかで/ 第4章 動員の思想―能率と精神のあいだ/ 第5章 革命の思想―マルクス主義という「応世」/ 第6章 草の根の思想―「昭和文字」の射程/ 第7章 総力戦下の思想戦―標準漢字表をめぐる攻防/ 第8章 それぞれの敗戦後
【著者紹介】
安田敏朗 : 1968年、神奈川県うまれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程学位取得修了。博士(学術)。現在、一橋大学大学院言語社会研究科准教授。専門は近代日本言語史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kaizen@名古屋de朝活読書会
読了日:2016/05/22
さとうしん
読了日:2016/07/10
kenitirokikuti
読了日:2016/07/16
tkm66
読了日:2016/06/07
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