Books

稲作漁撈文明 長江文明から弥生文化へ

安田喜憲

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784639020691
ISBN 10 : 4639020694
Format
Books
Release Date
March/2009
Japan

Content Description

動物文明である畑作牧畜文明と、植物文明である稲作漁撈文明の対立の中で文明史を再考察する。今こそ稲作漁撈文明の価値を再発見することが地球環境の保全につながると説く1冊。

【著者紹介】
安田喜憲 : 1946年三重県生れ。東北大学大学院理学研究科修了。理学博士。広島大学総合科学部助手、京都大学大学院理学研究科教授(併任)、フンボルト大学客員教授、国際日本文化研究センター副所長などを歴任。現在、国際日本文化研究センター教授、スウェーデン王立科学アカデミー会員。環境考古学の確立で紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 大臣ぐサン

    父上からの課題図書。なるほど、今まで西洋と東洋の思想の違いを一神教と多神教の違いという風にとらえていたが、稲作漁撈文化と畑作牧畜文化という対比はとても新鮮だ。西洋の思想は自然を征服する思想、日本の思想は自然と共存するという思想。環境破壊は西洋の思想がもたらしたものであり、今こそアニミズムの思想に立ち返るべきだ、という考えには大いに共感できる。だがしかし、具体的にどのようにその思想に帰るのかという疑問には答えていない。他の文化を排し、己が文化の優位性を主張するのは、それこそ畑作牧畜民の思想ではなかろうか。

  • 叔嗣(しゅくし)

    稲作文化は朝鮮半島を経由せず長江河口地域から直接日本にもたらされた。縄文時代には稲作は始められ、大陸文化が日本に伝播していたことを科学的な立証で示した本。しかし、日本考古学会での朝鮮半島ルート支持は根強い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items