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絵本はなちゃんのみそ汁 講談社の創作絵本

安武信吾

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061332713
ISBN 10 : 4061332716
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

がんで、残り少ない命を覚悟した母親が、5歳の娘に伝えたのは、ひとりでも生きていける力―。ベストセラーとなった原作『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)。テレビドラマ化に続き、映画化も決定した感動の実話が、親から子へと読み継がれる絵本になりました。はなちゃんのみそ汁レシピつき!小学初級から。

【著者紹介】
安武信吾 : 1963年、福岡県生まれ。大学を卒業後、西日本新聞社に入社し、千恵さんと出逢って交際を始めるが、千恵さんから乳がんの告知を受けたことを打ち明けられる。その後、彼女と結婚を約束。それに勇気づけられた千恵さんは手術を受けることを決意した。結婚後、千恵さんは、がんが再発する危険性が高まることを覚悟したうえで出産を決意し、はなちゃんが生まれる。がんは肺に転移し、はなちゃんが5歳のとき、千恵さんは33歳という若さで逝去。現在、父娘ふたりで福岡で暮らしている

魚戸おさむ : マンガ家。1957年、北海道函館市生まれ。マンガ家の村上もとか氏、星野之宣氏に師事し、1985年、『忍者じゃじゃ丸くん』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    私は味噌汁が好きでしかも具沢山です。そのような味噌汁関連の絵本だと思ったのですが、映画化されたりして結構有名な本であったということがよくわかりました。母親が若い時に乳がんになってそのために娘にさまざまな家事などを教えていくときに味噌汁に焦点を当てて絵本化したものです。魚戸さんの絵もかわいらしくわかりやすく描かれていて印象深く、じじいになって涙もろくなった私にとってはティッシュが必要でした。

  • おくちゃん👶柳緑花紅

    はなちゃんの作るみそしるは世界一美味しいに違いない。好きなことを当たり前に出来るって、今この瞬間を生きているから。あとがきも良い。色々な家事を教えるお母さん、決して手伝わずにただじっと見つめている。その覚悟に、愛に、胸がいっぱいになる。

  • nakanaka

    表紙からの私の想像と違った話でした。乳がんで母親を亡くしたはなちゃんの話。余命幾ばくも無いことを知り娘に家事を教える母親、妻を亡くした夫の悲しみ、そして母親を亡くしながらも懸命に生きるはなちゃんを思うと涙が出ます。うちの子供たちも感じるところがあったようです。テレビドラマや映画化もされているようなので機会があれば観てみたいです。

  • けんとまん1007

    原作を、随分前に読んだ。今回、かみさんが図書館で予約して・・の声に、原作と絵本と両方を借りた。絵本で読んでみた。どんな思いで日々を過ごしたのだろう。。。切なさが残る。何気ない日常のありがたさを考える。

  • 寺の始まりさバニーガール

    今度広末涼子で映画になるそうだ。この絵本は『家裁の人』の漫画家・魚戸おさむによるもの。だから優しい絵である。原作は実話らしい。小学生のはなちゃんは毎朝5時に起きる。お父さんと朝ごはんを作る為だ。はなちゃんは毎朝味噌汁を作る。読んでると食べたくなるのはさすが。そういう日々の理由は、お母さんを乳癌で失ってからだ。享年33。晩年のお母さんの優しく厳しい指導で家事を身につけたはなちゃん。巻末にこの絵本のモデルであるお父さんとはなちゃんの文章もある。はなちゃんの書くお母さんの思い出が切ない。良い。

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