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ISBN 10 : 4585225579
Content Description
いま、あきらかになる銅鐸世界の全容。銅鐸が「歴史」のなかによみがえる。大国主の命によって象徴される出雲系勢力。饒速日の命によって象徴される北九州系勢力。神武天皇によって象徴される南九州系勢力。三つの勢力が織りなす古代日本三国史。
目次 : 第1部 銅鐸世界の地域的広がり―銅鐸と大国主の命伝承(銅鐸世界の全容を解明/ 饒速日の命の東遷伝承こそ、邪馬台国の東遷を伝える/ 出雲の国譲り神話 ほか)/ 第2部 鉛同位体比が解き明かす銅鐸世界の全容―銅鐸の年代が、鉛同位体比によってわかる(時代は動く/ 銅鐸を中心とする青銅器の銅原料には、時代とともに一定の方向に変化する強い傾向がみられる/ 鉛同位体比の研究 ほか)/ 第3部 銅鐸の世界から銅鏡の世界へ―鏡の世界が、日本を統一した(銅鐸の世界から銅鏡の世界へ/ 「西晋鏡」の年代/ 「位至三公鏡」の、日本での出土状況 ほか)
【著者紹介】
安本美典 : 1934年、中国東北(旧満洲)生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。産業能率大学教授を経て、現在、古代史研究に専念。『季刊邪馬台国』共同編集者。情報考古学会会員。専攻は、日本古代史、数理歴史学、数理文献学、数理言語学、文章心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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