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イシュ-からはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」

安宅和人

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862760852
ISBN 10 : 4862760856
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「イシュー」とは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすもの。
あなたが「問題だ」と思っていることは、そのほとんどが、「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ではない。
本当に価値のある仕事をしたいなら、本当に世の中に変化を興したいなら、この「イシュー」を見極めることが最初のステップになる。

MECE、フレームワーク、ピラミッド構造、フェルミ推定…目的から理解する知的生産の全体観。「脳科学×戦略コンサル×ヤフー」トリプルキャリアが生み出した究極の問題設定&解決法。コンサルタント、研究者、マーケター、プランナー…「生み出す変化」で稼ぐ、プロフェッショナルのための思考術。

【目次】
はじめに 優れた知的生産に共通すること
■序章 この本の考え方―脱「犬の道」
■第1章 イシュードリブン―「解く」前に「見極める」
■第2章 仮説ドリブン(1)―イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
■第3章 仮説ドリブン(2)―ストーリーを絵コンテにする
■第4章 アウトプットドリブン―実際の分析を進める
■第5章 メッセージドリブン―「伝えるもの」をまとめる
おわりに 「毎日の小さな成功」からはじめよう


【著者紹介】
安宅和人 : 1968年、富山県生まれ。東京大学大学院生物化学専攻にて修士号取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。4年半の勤務後、イェール大学・脳神経科学プログラムに入学。3年9カ月で学位取得(Ph.D.)。マッキンゼー復帰に伴い帰国。マーケティング研究グループのアジア太平洋地域における中心メンバーの1人として、飲料、小売り・ハイテクなど幅広い分野におけるブランド立て直し、商品・事業開発に関わる。また、東京事務所における新人教育のメンバーとして「問題解決」「分析」「チャートライティング」などのトレーニングを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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理論と実践が出来ている人が本を書くと、こ...

投稿日:2021/07/05 (月)

理論と実践が出来ている人が本を書くと、こういう風になるのかと思いました。 文句なしに面白いと思います。 本当によく練られている本だと思います。 知的生産性という言葉を使い古された概念ですが、 この本ほど、「果たして、知的生産性をどう上げるか」への、 ノウハウを体系化したものはないと思います。 それは、知的生産性を上げる上で、HOWには、あまりこだわらず、 それよりも、もっと、もっと大事なこと、WHATに焦点を当てているからだと思います。

一ユーザー さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    10年ぶりに再読!当時lineを引いた箇所は10年経った今でも変わらず大切であることを再確認し、本書はもはや『古典』でも良いのではないかとさえ思いました。もっと再読して深めようと思います。

  • せ〜や

    仕事のために借りた本。やっと読み終わった。あまり活かせる業界にいないなという感想。何が大切か、何のためか、どういう道順で進めるかは最近よく考えるので、なるほどという事もあったけど、正直2章ぐらいまでが限界。段々と何を言ってるかわからなくなってきた。なんで賢そうな人って横文字をよく使うのだろう?限られた人だけがわかる言葉よりも、誰でもわかるように、その人に合わせた言葉に噛み砕ける人の方がすごいと思う。要するに、ちょっと僕には合わない本でした。☆0.5

  • 33 kouch

    本質的な課題か/深い仮説があるか/解があるか 良いイシューのためにまずは実践してゆきたい。 悩む時間の無駄、現場の軽視、大切なことが沢山書かれている。Audibleて聞いたが、本としても持っていたい。

  • 十川×三(とがわばつぞう)

    良書。高評価は納得。実践したい。▼空・雨・傘。▼分析は比較。"比較・構成・変化"の3種。▼90%の完成度より、60%の完成度を再度見直す方が良い。▼エレベータテスト。30秒で本質を説明できる。▼私が読んだロジカル思考を説くビジネス書には、必ず「マッキンゼー」の名が登場。▼著者の凄い経歴に驚く。▼2022年5月:再読2回目。

  • takam

    序盤の考え方には非常に共感した。課題設定を軽く行い、作業を始めると泥沼に入ることが多い。課題設定については、時間を取って慎重に行うことで、その後の作業が楽になる。「空雨傘」というメタファーを使って、問題のくみ上げ方を説明している。空は着目している領域、雨が問題、傘が解法という単純な話であるが、この3つを満たすようなストーリーを作れるように課題を構造化すべきという主張がある。理解できなくはないが、その構造化の過程が少々難しく感じた。実際に手を動かしてみないと有用性が分かりづらそうではあった。

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