Books

密教美術形成史の研究-北西インドを中心として-

安元剛

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907022167
ISBN 10 : 4907022166
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
安元剛 ,  

Content Description

「文明の十字路」北西インドを中心に、世界史的視野から密教美術の誕生に迫る。「ガンダーラ仏」で知られる北西インドでは、東西文明のせめぎ合いの中で、密教の時代まで仏教が存続し、その影響は中国やチベットにまで及んだ。本書は、その密教美術の形成過程を総合的に分析した、わが国で初めての本格的研究書。図版多数。

目次 : 第1章 ガンダーラ的古代からインド的中世へ(ガンダーラ出土の大理石製菩薩頭部と、2世紀後半頃のローマ彫刻―タパ・ショトールの塑像との様式的関連も視野に入れて/ タパ・ショトールにおける劇的場面の群像について―ギリシァ・ローマ的伝統との関連を中心として ほか)/ 第2章 北西インドの密教美術(北西インドにおける密教図像の展開―中国と西チベットへの流伝を視野に入れて/ 変化観音の作例について―多臂半跏思惟観音を中心として ほか)/ 第3章 密教美術伝播の諸相(スピティ・タボ寺の『大日経』系諸尊について―大日堂後室諸尊の再検討/ 西チベットにおける地中海世界起源の唐草文について―密教美術における「図像と様式」への一視点 ほか)/ 第4章 大乗仏教から密教へ(『荘厳菩提心経』の菩提心説―菩提心の「無相」から、十地の発心・功徳・陀羅尼への展開/ ギルギット地域・タルパンの陀羅尼刻文と、観音「随心呪」について―観音信仰からターラー信仰へ ほか)

【著者紹介】
安元剛 : 1966年生まれ。密教美術研究家、株式会社起心書房代表取締役。著書、論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items