Product Details
ISBN 10 : 4272520873
Content Description
目次 : イ・スダン―家族の送ってくれた一枚の写真だけが、私の唯一の家族だよ。/ キム・スノク―逃げるってどこに逃げるんだい?捕まったら殺されるよ。/ ペ・サムヨプ―一週間、血が出っぱなしだったよ。痛いし腫れるし、歩けやしない。/ キム・ウィギョン―咲いている花がむしり取られたようなもんだよ。/ パク・テイム―夜には寝かせてもらえないし、アレをしなけりゃご飯もおあずけさ。/ ヒョン・ビョンスク―魂は朝鮮に行ってるよ。見る夢も朝鮮の夢さ。/ パク・ウドゥク―できれば故郷で暮らしたいねえ。/ パク・ソウン―寄る年波には勝てないねえ…長年暮らしたここがもう故郷だよ。
【著者紹介】
安世鴻 : 写真家、重重プロジェクト代表。JVJA(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)会員。1971年韓国・江原道に生まれソウルで育つ。中学生時代から写真を撮り始め、朝鮮半島の伝統文化や、日本軍「慰安婦」被害者、障がい者など社会的マイノリティ層をテーマにしたドキュメンタリー写真を発表。2012年、新宿ニコンサロンで予定されていた「重重」写真展が直前に中止を通告され、東京地裁に仮処分を申立て開催に至る。その後も韓国、日本、アメリカなど各地で写真展や講演会を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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