Product Details
ISBN 10 : 4839420009
Content Description
成果主義導入を巡る日本企業の擬似共同体組織(企業内「共同体」)の解体については、論評的には様々な報告書、著作、雑誌において書かれたものが散見されてきたが、これまで、理論的・実証的に解明がおこなわれてこなかった。そこで、本書では、成果主義導入によって、企業内「共同体」がどのように変容・崩壊しているのか、またどのような条件によって、企業側の意図によって企業内「共同体」の存続・維持がはかられつつあるのかについて理論的・実証的に解明を試みている。
目次 : 第1部 企業内「共同体」と成果主義導入を巡る諸問題(日本企業社会における企業内「共同体」とそれを巡る諸見解/ 成果主義導入とその諸問題)/ 第2部 成果主義導入と企業内「共同体」の変容及び諸類型(成果主義導入の諸類型と企業内「共同体」の変容/ 成果主義人事導入による企業内「共同体」の半崩壊とその特徴/ 成果主義導入と企業内「共同体」の全崩壊とその特徴/ 企業内「共同体」の存続・維持とその特徴)/ 日本の支配層の「閉じられた共同体」研究/ 女性従業員のヴォランタリアソシエーション/ 成果主義導入と企業内「共同体」の変容の含意と残された課題/ 資料 成果主義人事制度に対する意識調査
【著者紹介】
守屋貴司 : 1962年西宮市生まれ。1985年関西学院大学商学部卒業。1992年関西学院大学大学商学研究科博士課程後期課程単位取得中退。2001年立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期課程現代応用社会学専攻単位取得修了。奈良産業大学経済学部専任講師、助教授を経て、奈良産業大学経営学部教授。博士(社会学)。専攻は経営社会学(産業社会学)、人的資源管理論、国際人的資源管理論、キャリアデザイン論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
