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ISBN 10 : 4065157110
Content Description
デモクラシーこそは歴史の未来である―誕生間もないアメリカ社会に二六歳のトクヴィルが見いだしたものは何だったか。歴史的名著『アメリカのデモクラシー』では何が論じられたか。「平等化」をキーワードにその思想の今日性を浮き彫りにする。あらゆる権威が後退し混沌の淵に生きる私たちは、いまこそトクヴィルに出会い直さなければならない!サントリー学芸賞受賞作を増補改訂!
目次 : 第1章 青年トクヴィル、アメリカに旅立つ(生まれた時代と家庭環境/ 知的遍歴/ 『デモクラシー』執筆まで)/ 第2章 平等と不平等の理論家(平等化とは何か/ 平等社会のダイナミズム/ 平等社会の両義性)/ 第3章 トクヴィルの見たアメリカ(アメリカを論じるということ/ 政治的社会としてのアメリカ/ 宗教的社会としてのアメリカ)/ 第4章 「デモクラシー」の自己変革能力(結社/ 宗教/ 自治と陪審)/ 結び トクヴィルの今日的意義/ 補章 二一世紀においてトクヴィルを読むために
【著者紹介】
宇野重規 : 1967年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学社会科学研究所教授。専門は政治思想史・政治哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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