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火をぬすんだウサギ アルゼンチン ウィチーのおはなし 世界のむかしのおはなし

宇野和美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784472060106
ISBN 10 : 4472060108
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

むかしむかし、ジャガーがたいせつな火をひとりじめしていました。どんなにたんのでもジャガーは火をわけてくれません。こまったどうぶつたちは?アルゼンチンのウィチーの人びとに伝わる知恵と勇気の物語をユーモラスに生き生きと描く。

【著者紹介】
宇野和美 : 1960年生まれ。東京外国語大学スペイン語学科を卒業後、出版社勤務を経て、スペイン語の翻訳に携わる。スペイン語圏各国の絵本、児童文学の紹介に力を入れている。ミランフ洋書店店主

パブロ・ピシック : 1978年ブエノスアイレス(アルゼンチン)生まれ。イラスト、グラフィックデザイン、絵画、彫刻などの分野で活躍する。25点以上の絵本や児童書を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒラP@ehon.gohon

    グランチャコという南米の砂漠地域に住む原住民ウィチーの昔話だそうです。 孤立して暮らしている民族と、砂漠地域という特殊性が、この話の独特さを際立たせていると思います。 火の大切さを伝えながら、どうして動物たちが火を共有したのか、どうしてジャッカルが火を独り占めしようとしたのか、本来火を使わない動物たちのお話なので、興味深く読みました。 耳馴れないツコツコという動物を知ることもできました。

  • 遠い日

    アルゼンチン ウィチーに伝わる昔話。火を持つ者と持たぬ者との確執をユーモラスに描く。ジャガーの勝手なふるまいと、火が欲しい者との駆け引き。ジャガーの足裏(肉球)の色と、気を擦って火を起こせるようになった由来に結びつけたお話です。

  • スパナ

    アルゼンチンの先住民、ウィチーの人々に伝わる昔話。大切な火を独り占めしているジャガーから火を取り戻そうとする動物たちのお話です。アルゼンチンに住む色々な生き物たちが可愛らしく描かれていて、動物好きな子は絵を見ているだけで楽しいかも。動物たちの模様の理由や、なぜ木をこすると火が出るのかなど、そこに繋がるのも昔話の楽しさですね。ジャガーのように独り占めはいけませんね。

  • むうたろう

    ★★★

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