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フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか 交通・商業・都市政策を読み解く

宇都宮浄人

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784761526368
ISBN 10 : 476152636X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おさむ

    題名の問いに対する答えは「歩いて楽しいまちなか」を心がけているから。まずは歩行者優先の交通政策でトラムを導入し、市街地の車依存からの脱却に成功した。地方議員がほぼ兼業で住民との距離が近いまちづくりができているのは日本との大きな違い。商店街では、空き店舗への課税や自治体の先買権などの仕組みがある。そして何より地方都市の文化が充実している。日本でも魅力ある地方都市は、市民が中心となり、特色のあるまちづくりに取り組んでいる所が多いと思います。賑わいづくりに大切なのは、人と文化ですね。

  • Akihiro Nishio

    非常に専門的な本であった。フランスの地方都市が活性化する要因を、公共交通、税制、地方議会の仕組み、法律など様々な角度から豊富なデータを用いて明らかにする。日本の地方自治体行政に相当熟知していないと、何がどう凄いのかさっぱりわからない。それでも自分の理解したところは、閉店しておくことで不利な税制と、そもそも地方都市を活性化するための国家的な政策が肝と思った。日本は何でも東京に集中させ過ぎでしょう。そこから手を付けないと。

  • スプリント

    フランスの地方都市行政について書かれています。交通政策については日本よりも強力に行政が介入しており、かつ効果をあげており羨ましく感じました。

  • ろべると

    フランスの地方都市でも郊外に大型店舗はあるが、街中にも人々が集まり活気を呈している。空き家は重課税されるので家主はテナントに貸すようになり、お洒落なカフェや小売店が並ぶ。地方でも雇用が確保されるから若い人達も都会から移ってくる。公共交通機関が整備されて老人にも優しい。何より市長が市民本位のまちづくりの明確なビジョンを語り、土曜の午前中は市民が自由に市長と議論できるんだって。かたや私が住む東京近郊は、駅前には駐車場しかなく、市長や議員から地主や店主に至るまで自分たちの利権しか考えていない。全てが真逆である。

  • Monty

    制度、文化の違いと言えばそれまでですが、誰のための街なのかを考えることがとても重要。利他的に行動することで自身の利益にも繋がるのがまちづくりではないかと思った次第。できるかどうか、ではなく、どうしたらできるのか?

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