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フットボール風土記 Jクラブが「ある土地」と「ない土地」の物語

宇都宮徹壱

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862555748
ISBN 10 : 4862555748
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan

Content Description

北海道十勝スカイアース(北海道帯広市)、コバルトーレ女川(宮城県女川町)、いわきFC(福島県いわき市)…北は帯広、南は宮崎まで「土地」の匂いが薫る令和の全国蹴球郷土誌。

目次 : かくも厳しき全国リーグへの道―全国地域サッカーチャンピオンズリーグ‐2016年・霜月/ 親会社の都合に翻弄されて―三菱水島FC‐2017年・睦月/ 県1部からJリーグに「否」を叫ぶ―いわきFC‐2017年・長月/ 女川町にJFLクラブがある理由―コバルトーレ女川‐2018年・睦月/ ワールドカップとJFLをつなぐもの―FC今治‐2018年・文月〜霜月/ 世界で最も過酷なトーナメント―全国社会人サッカー選手権大会‐2018年・神無月/ サッカーを変える、人を変える、奈良を変える―奈良クラブ‐2018年・師走/ アマチュア最高峰であり続けるために―FCマルヤス岡崎‐2019年・卯月/ 最大の「Jクラブ空白県」でのダービーマッチ―ホンダロックSC&テゲバジャーロ宮崎‐2019年・皐月/ なぜ「71番目のクラブ」は注目されるのか?―鈴鹿アンリミテッドFC‐2019年・水無月/ 北信越の「Fの悲劇」はなぜ回避されたのか?―福井ユナイテッドFC‐2019年・文月/ クラブ経営の「属人化」をめぐる物語―北海道十勝スカイアース‐2019年・葉月/ 令和最初のJFL昇格を懸けた戦い―全国地域サッカーチャンピオンズリーグ‐2019年・霜月/ 蝙蝠と薔薇の街で胎動する「令和的戦略」―福山シティフットボールクラブ‐2020年・文月/ 多様性の街から「世界一のクラブ」を目指す理由―クリアソン新宿‐2020年・文月〜葉月

【著者紹介】
宇都宮徹壱 : 1966年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。TV制作会社勤務を経て97年より写真家・ノンフィクションライターとしての活動を開始。2010年に『フットボールの犬』(東邦出版)で第20回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞、2017年に『サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ目指さないクラブ』(カンゼン)で第4回サッカー本大賞受賞。16年より『宇都宮徹壱WM(ウェブマガジン)』を配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 姉勤

    WCでサッカーに注目が集まっている中、国内にはプロリーグのJ(1〜3)リーグの下部に、アマチュアの最高峰JFLがあり、更にそこへの参入を目指す地域リーグ、都道府県リーグとピラミッド型になっている。純粋にプロとしてJリーグを目指すクラブもあれば、目指さず分相応の規模や、企業活動や地域の町おこしを兼ねているところも少なくない。 普段耳にすることも稀な(カズが在籍した鈴鹿ポイントゲッターズくらいか)クラブの取材から見えてくる日本社会の希望と問題点。まさに令和の風土記と題して恥じない内容になっている。

  • やっちゃん

    黎明期っていいですよね。作り上げてく楽しさ苦しさがどのクラブからも感じられます。クラブ幼少期の環境が違いすぎて読み応えたっぷり。章ごとに紹介されるクラブが連作短編のように地域CLで絡み合うのも面白い。

  • 【ググるタグるでは知り得ない、奥深き日本蹴球】書籍だから試合映像はない。でも、各地に散らばる「名」が刻まれた。その生き様も残った。「サッカーは大河ドラマ」を地でゆく、このシリーズが好き▼3密どころか1密も厭われる社会で、地域「密」着型のチームが、いかに濃「密」なスポーツイベントを提供できるか。さらに、競技的には過「密」日程との戦いもある▼サッカーキャリア第3世代→「自分のキャリアを考えた上で、あえてプロを辞める」...アスリートとしての寿命は延びる。受け皿もある。しかし、現役にこだわる人は減っていく。

  • さんつきくん

    Jを目指すクラブ、企業クラブ。全国各地にサッカーを通して、とても興味深いドラマがあった。代表者のクラブにかける情熱が印象に残った。それぞれやり手のビジネスマンがクラブ経営に携わっているのである。奈良や鈴鹿の例は特に印象に残った。いわきFCさんの豪華なハード面も羨ましい。そして、この本を読む一番の目的となった、わがコバルトーレ女川の章である。震災を抜きでは語れないけど、選手達のがんばりを知っているから、著名なライターに取材してもらった、嬉しい。スポンサーの社長や町長まで出てくる。他のクラブは首長は出てこない

  • tetsubun1000mg

    サッカーはJ1かJ2のチームしか知らなかったが、JFLやその下部に地域リーグが全国にあったんですね。 知らない事ばかりで「へえ〜」「ほお〜」の連発でした。 J3,J2への昇格を目指したチームもあれば、親会社の都合もあり企業チームのままでいいチームも互いに競い合っている。 野球の独立リーグのような存在かな? 元J1でレギュラーだったベテランもJFLで活躍したり指導者になるケースもあるようだ。 外国人女性監督が話題となったのも三重県鈴鹿市にあるJFLチームでした。 成り立ちや地域性の違いが紹介されて楽しめた。

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