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めくるめく元素。

宇田亮子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784756924223
ISBN 10 : 4756924220
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

化学者の語る日常に紐づく元素の話を集めました。
大学で学ぶような知識にも、楽しみながら触れることができます。

【著者紹介】
宇田亮子 : 奈良工業高等専門学校 物質化学工学科 教授。大阪大学工学部応用化学科卒業、大阪大学大学院工学研究科物質生命工学専攻修了。修了後は家電メーカーに勤務して半導体の研究開発を行うが、アカデミックな研究がやりたくなり、辞職して奈良工業高等専門学校に赴任。助手、講師、准教授を経て現職。講師の時に、大阪大学に論文を提出し博士(工学)を取得する。専門は、機能性有機化合物と分子集合体。資生堂女性研究者サイエンスグラント受賞

三枝栄子 : 大阪公立大学 理学部 化学科 講師。大阪府立大学工学部応用化学科卒業。京都大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了後、民間企業に勤務。研究員として、社内外の研究者や大学・研究所の研究室と一緒に仕事をするうちに、もっと自分の基礎研究力を高めたいと思うようになり、大学に戻って学位を取得。博士(理学)。専門は、錯体化学、有機元素化学。元々、理科がすごく得意でもなかったが、中学生のころ化学捜査に憧れを抱き、化学を志す。ものを作ることが好きで、大学時代に配属された有機合成の研究室で新しい化合物を作ることにハマリ、大学院へ進学。ここで超基礎化学のテーマに出会う。現在は大学教員として研究・教育に従事している

良永裕佳子 : 京都大学 工学部 理工化学科 助教。京都大学工学部工業化学科(現・理工化学科)卒業。京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻にて博士前期及び後期課程を修了。博士(工学)。民間企業研究員を経て、現職。専門は有機合成化学、高分子化学。大阪府出身。中学・高校と女子校育ち。子供のころから工作や絵を描くことが好きで、既存の作品にはないオリジナルなものにこだわりたかった。中学生の文理選択のときに、それまで理科はあまり得意でなかったが理系の世界がなんとなく輝いて見えた理系を選択。高校2年生の時に有機化学に出会い、京都大学工学部に進学、今に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • お抹茶

    身近な化学に関するエッセイ。手書きのイラストも板書みたいでわかりやすい。アルミニウム製のスプーンと銀歯が当たると,イオン化傾向に従い,アルミニウムから放出された電子を銀が受け取り,ボルタ電池のように電流が流れる。次亜塩素酸HOClの成分Cl+は電子を奪う酸化の力が強く,菌やウイルスや臭気原因物質を分解する。砂糖を空気のない環境に置くと,乳酸やエタノールを生成する発酵が行われ,酸素があると二酸化炭素と水を生み出す呼吸を行う。鼻がキラルであることから,リモネンなどの香り分子は鏡像異性体ごとに違う香りになる。

  • 口車の弥七

    元素の本というと、元素番号1の水素は、と一つ一つ説明しているものが多いですが、これはそういったものとは違い趣向が凝らされています。エッセイ風で、日常のちょっとした疑問を元素と結び付け、その特徴などを教えてくれます。話しは面白く読んだのですが、素人の私はベンゼン環が出てくるとちんぷんかんぷん。色々説明されても全くわかりませんでした。でもそんな細かい事は気にせず飛ばして読んでも面白かったです。発酵と腐敗に違いは無いってすごいですよね。昔の人はどうやって見分けていたんだろう。そんな疑問から学びに繋がる一冊です。

  • 学多楽人

    女性3名の化学研究者の執筆で、専門書とは違った趣向の元素の物語形式になっていますので、気楽に読めます。

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