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田んぼの四季第1巻 なぜ赤とんぼは人間に寄ってくるの? うねゆたかの田んぼの絵本

宇根豊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540201028
ISBN 10 : 4540201026
Format
Books
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この絵本では農家(お百姓)と、子どもや田んぼの生きものたちとの対話をとおして、生きものの視点から田んぼという環境への理解を深めていきます。四季の田んぼの仕事、田んぼに生きる動植物、田んぼの成り立ちと水のめぐり、田んぼと地域、文化などをとおして、身近な環境が農家の仕事(百姓仕事)によって保たれていることを知ることができます。

目次 : 1 春を教えてくれる花があるの?/ 2 春の畦はまるで花壇だ/ 3 カエルは代掻きしないと鳴かないのはなぜ?/ 4 なぜ赤とんぼは人間に寄ってくるの?/ 5 田んぼは雲とつながっているの?/ 6 昔は、落ち穂拾いしてたの?/ 7 藁はむだなものなの?/ 8 耕されると死んでしまうの?

【著者紹介】
宇根豊 : 1950年長崎県島原市生まれ。福岡県農業改良普及員時代の1978年より減農薬稲作運動を提唱。虫見板を普及させ、害虫でも益虫でもない「ただの虫」という概念を広める。1989年に福岡県二丈町(現・糸島市)に移住し、農業を始める。2000年福岡県を退職して、NPO法人農と自然の研究所を設立し、「田んぼの生きもの調査」を展開する

小林敏也 : 1947年静岡県焼津市生まれ。東京芸術大学工芸科卒。東京青梅に山猫あとりゑを営み、デザインとイラストレーションをする。1979年の「どんぐりと山猫」から始まった「画本宮澤賢治」シリーズ(パロル舎)で、2003年第13回宮澤賢治賞を受ける。現在は好学社から復刊されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • joyjoy

    「農はいのちをつなぐ」からこちらへ。生きもの語りはもちろん、著者ならではと感じられる、田んぼや生き物へのまなざしから生まれた知にあふれていて、すべてじっくり読もうと思うとかなり時間もかかった。「かえる」という言葉の不思議の話や、サクラの「サ」のように、稲の神さまを意味する「さ」のつく言葉色々の紹介など、著者が言葉を大事にしていることも感じられる。 農業は生きものを殺すこと、なのに、お百姓は悩むことはない。それはなぜか。土にかえり、引き継がれていく命。また来年になれば会える。その循環を、守っていくこと。 

  • 明るい表通りで🎶

    田んぼで働く百姓の四季を分かりやすい言葉と絵で、絵本にしてあります。稲の成長の不思議、田んぼの役割などなど。サクラの「サ」は、稲の神様の意味。「クラ」は、神様が座る場所のこと。ヤマザクラが咲くのは、稲の神様がやってきて座られたと言う合図です。そこでヤマザクラの花の枝を切ってきて田んぼに挿して、稲の神様を迎えたのが花見の始まりとは、知らなかった。

  • 遠い日

    「うねゆたかの田んぼの絵本」シリーズ1。田んぼで命を繋ぐ生き物は多い。その生き物たちはまた人間の田んぼ仕事に影響されるものであるから、田んぼの生態系はなかなか緻密な連携だと思う。お百姓さんと田んぼの植物、生物との対話がおもしろい。いろいろな謎や疑問がいっぺんに解ける印象。赤とんぼが田んぼの仕事をするお百姓さんに寄ってくる理由がちゃんとあることに、驚きつつ大いに納得しました。

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