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田んぼの環境 土に石ころがないのはなぜ? うねゆたかの田んぼの絵本

宇根豊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540201059
ISBN 10 : 4540201050
Format
Books
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「絵ページ」と「解説ページ」の8話から成る田んぼの物語。ダイナミックな絵、写真、図版を豊富に使い、素朴な疑問に答える。「付録」では農作業暦や動植物の名前の由来、田んぼの文化などを詳しい資料で解説。田んぼの仕事にかかわる「用語解説」つき。

目次 : 1(広い田んぼと狭い田んぼのどちらがいいの?/ 田んぼの広さの変化)/ 2(なぜ田んぼの土には、石ころが入っていないの?/ 長い時間をかけてできた田んぼの土)/ 3(畦がないと、困るのはだれ?/ 畦の役割は奥深い)/ 4(田んぼの水は、ほかの水とどうちがうの?/ 田んぼの水の不思議さ)/ 5(なぜ稲植えと言わずに、田植えと言うの?/ 田を植えるという言葉に込められたもの)/ 6(大雨の時には、お百姓を呼ぶの?/ 田んぼや稲の声が聞こえる)/ 7(田んぼって、米以外のものも生産しているの?/ 田んぼでの生産と工場での生産とのちがい)/ 8(田んぼって、自然なの?/ 自然に含まれる田んぼ)

【著者紹介】
宇根豊 : 百姓。農学博士。1950年、長崎県生まれ。福岡県農業改良普及員として、1983年から減農薬稲作運動を提唱。1989年に新規就農。2000年から2010年までNPO法人農と自然の研究所代表理事

小林敏也 : 1947年静岡県焼津市生まれ。東京芸術大学工芸科卒。東京青梅に山猫あとりゑを営み、デザインとイラストレーションをする。1979年の「どんぐりと山猫」から始まった「画本宮澤賢治」シリーズ(パロル舎)で、2003年第13回宮澤賢治賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • joyjoy

    田んぼって、自然なの?という問いかけに、考えさせられる。人も自然の一部、と、私たちは今も思えているのか。アニミズム。宇根さんの生きもの語りは、まさにアニミズムだな。このシリーズを読んでいると、「田んぼ」自体が、生きものであると感じられる。田んぼの役割について述べた本はよくあるが、宇根さんは「田んぼの力」を挙げていて、「…Gお百姓をひきつけて、毎日足を運ばせる。H稲が育つ風景を輝かせる。I来年、再来年、さらに未来のために、生き続ける。これらは田んぼという”生きもの”がおこなう神業みたいなもの」と。力と魅力!

  • 遠い日

    「うねゆたかの田んぼの絵本」シリーズ4。田んぼの土は一朝一夕にできたものではないということに、今更ながら感じるものがあります。石は人の手によって長い時間の間に取り除かれていったということです。田んぼの土がぬるぬるするのにも、ちゃんと理由があるというのも納得です。粒子の細かさ故に水持ちがよくなりますし、微生物の働きで豊かな土にもなるということ。そこにたくさんの生き物が期間限定できてはさらに豊かな栄養を加える。いい循環がうまく出来上がっているなぁと不思議さえ感じます。

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