宇山佳佑

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風読みの彼女

宇山佳佑

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784087700022
ISBN 10 : 408770002X
Format
：
Books
Publisher
：
Shueisha
Release Date
：
April/2025
Release Country
：
Japan

Content Description

僕が恋したあの人は、”風の記憶″を読むことができる――。

横須賀で暮らす二十二歳・野々村帆高。
職を探す彼が偶然見つけたのは、『ガラス雑貨専門店・風読堂』でのアシスタントの募集だった。風読堂の店主・級長戸辺風架さんは、ガラス雑貨の販売に加え、もうひとつ秘密の依頼を受けている――”風読み″の仕事だ。
にわかには信じがたい風架さんの力を求めて、今日も風読堂には悩みと願いを抱えた依頼主が訪れる……。

著者累計100万部突破、『桜のような僕の恋人』の書き手による圧倒的新境地。
爽やかな風が織りなすファンタジック・ストーリー！

【著者略歴】
宇山佳佑(うやま・けいすけ)
脚本家として、『スイッチガール!!』『信長協奏曲』『君が心をくれたから』、映画『今夜、ロマンス劇場で』などを執筆。著書に『ガールズ・ステップ』『桜のような僕の恋人』『君にささやかな奇蹟を』『この恋は世界でいちばん美しい雨』『恋に焦がれたブルー』『ひまわりは恋の形』『いつか君が運命の人 THE CHAINSTORIES』などがある。


【著者紹介】
宇山佳佑 : 脚本家として、ドラマ『スイッチガール！！』『君が心をくれたから』、映画『信長協奏曲』『今夜、ロマンス劇場で』などを執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    読了日：2025/06/28

    宇山 佳佑、２作目です。本書は、風読みファンタジー連作短編集、感動作でした。南風のように優しく温かい作品です。 風は、何でも知っているのかも知れません。続編もありそうな展開です。 https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/kazeyomi/

  • となりのトウシロウ

    読了日：2025/10/06

    風が記憶している出来事や感情を読み取ることができる特殊な能力を持つ風架。風架が営むガラス雑貨店「風読堂」のアルバイトで風読みでは風架のアシスタントの帆高。風読みの依頼を受けて依頼人の悩みを解決するというファンタジー。過去に遡ってその時の記憶を再生するというのだが、やっぱり風が記憶するという部分に引っかかってなかなか物語に没入できない。さらにそこに恋愛要素を付け加えるのでやっぱりダメ。一応、最後まで読みましたが依頼が予想の少し斜め上でちょっと面白いと思ったけど、そこまで。ごめんなさい。合わなかったです。

  • ひらちゃん

    読了日：2025/07/21

    ファンタジー色が濃くて少し面食らったけど、読み終わったらなかなかの感動作。風を読む特殊な能力をもつ硝子細工店の女店主と、引きこもりから一歩を踏み出したアルバイトの青年の物語。漫画とかラノベのような感覚だった。まあ、こんなに上手くはいかないよねって斜めから読んでしまったけど。全体的には優しくて、風っていいものかもって思えた。

  • まる子

    読了日：2025/04/26

    アルバイト募集！引きこもりで後がない帆高の前に風が運んできた一枚のチラシ。風が運ぶ宇山佳佑のファンタジー的物語。両親の仲をどうにかしたい女子高生、亡き息子の臓器を提供した母の思い、妻との約束を忘れない画家の父と息子の思い、陸上で全国大会を目指す高校生と転校した幼馴染みとの約束、そして妹と約束を果たせそうにない帆高の…。風読堂の級長戸辺風架（しなとべふうか）が依頼を受け、風を頼りにそれぞれの想いを届ける。宇山佳佑の圧倒的新境地かどうかは、最後に死ぬか死なないかの違いかな？ウルウルポイントはありました🥹

  • よっち

    読了日：2025/06/04

    横須賀で暮らし職を探す野々村帆高が、偶然見つけたアシスタントの募集で秘密の依頼を受けるガラス雑貨専門店の店主・級長戸辺風架と出会うファンタジックストーリー。奇妙な条件の応募に募集した帆高が、風の記憶を読み取れる風架と一緒に、女子高生の両親の不仲や亡き息子の臓器を提供した母、妻との約束を忘れない画家の父と息子、転校した幼馴染との約束といった依頼を解決する展開で、依頼主たちに寄り添う2人の優しさが心に染みましたし、大好きだった妹との約束を気に掛ける帆高の背中を押してくれる彼女に惹かれていく結末は良かったです。

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