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句集 雨の日

宇多喜代子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041152089
ISBN 10 : 4041152089
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan

Content Description

ひとつぶの雨はひとすじに結ばれて、やがておおきな水のかたまりとなる。
「山はおおきな水のかたまり」
祖母から教えられた言葉は、自然観と生活信条の礎となった。
雨や風や太陽や水、なにより清新な森の匂い――。
身辺のものは、みな愛おしく、いつしか当たり前のことを当たり前に詠めるようになった。
俳句には退屈がない。
「山桜山のさくらと咲き並ぶ」
「桜どき足もとにまでものの影」
「厭戦のかたちの葎雨しとしと」
「透明な一品をもて夏の膳」

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シナモン

    人生の大先輩の俳句、静かに胸に沁みました。 💘来て去って来て去って来て雀の子 💘蜜豆のところどころが透明に 💘初蝉にはやも余命の二三日 💘いくつかの嘘も大事と松の内 💘初明り老いには老いのこころざし 💘寝て食べて花を見ること今日大事 💘手も足も大事とおもう冬日和

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