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「評価」を持って街に出よう 「教えたこと・学んだことの評価」という発想を超えて

宇佐美洋

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784874246863
ISBN 10 : 4874246869
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan

Content Description

言語教育の「教室」という場所から離れて、「評価」を考える。

目次 : 人間探求のための「評価」、という新しい視点/ 第1部 評価の背後にある多様な観点(話し合いの評価の観点とそれに影響を与える相互行為―留学生と日本人学生による話し合いの分析から/ パフォーマンス評価はなぜばらつくのか?―アカデミック・ライティング評価における評価者の「型」 ほか)/ 第2部 評価価値観の形成と変容(ある成人韓国人の価値観に影響を与えた日本での経験―評価のあり方の変遷に注目して/ 留学生が意味づけた「日本語」とその変容プロセスに関する考察 ほか)/ 第3部 「評価」を「学び」につなげる(学習につながる自己評価―「生活のための日本語」教育の可能性/ 場面に重点を置いたコミュニケーション教育において評価の多様性に注目する意義 ほか)/ 第4部 評価表現の集約による行動規準の探索(小学生の話し合い活動に対する評価基準策定のための評価表現の帰納的探索/ 価値観をあぶりだす道具としての評価表現 ほか)/ 第5部 「言語そのものに対する評価」がもたらすもの(母語に対する評価の諸相―在日パキスタン人の言語使用意識調査を手がかりに/ 首都圏在住者の方言話者への評価意識)

【著者紹介】
宇佐美洋 : 東京大学文学部卒。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(日本語学・日本語教育学)(名古屋外国語大学)。新潟大学、国立国語研究所での勤務を経て、2015年から東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻准教授。専門は、日本語教育、評価論、言語能力論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっちん

    図書館

  • sumi

    評価は毛嫌いしていたが仕事に関係してきたので読んだ。みんな苦手だったんだろうな、わたしだけじゃなくて。だからモヤモヤして研究したんだろうなと思った。嫌いでも逃げちゃいけないんだね。納得いかないことがあるから嫌いなのであって、それを追及しなきゃ。今度から嫌いなものからしつこくつっつこう。

  • ちょっかん

    様々な日本語教育、言語学研究者の研究成果をまとめた学術書。本書は「評価」をキーワードに各研究者が自身の分野で「評価」に関する分析を試みている。多くは外国人への日本語教育の成果をどう評価するかという問題について議論されているが、教師同士、教師と生徒、日本語母語話者と非日本語母語話者の相互作用的な評価の在り方については非常に興味深かった。またPAC分析やナラティブ的探求等の方法論は自分の専攻でも活かせるアプローチだったのでとても参考になった。

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