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アメリカに潰された政治家たち

孫崎享

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093798365
ISBN 10 : 4093798362
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
孫崎享 ,  

Content Description

戦後政治史“最大のタブー”に挑む!


ベストセラー『戦後史の正体』の著者で元外務省国際情報局長が、戦後政治史“最大のタブー”といえるアメリカの謀略を明らかにする。
なぜ野田政権は、原発再稼働、TPP参入、オスプレイ導入といった、アメリカが喜ぶ政策に前のめりなのか。その理由は、この政権が、小沢一郎・鳩山由紀夫という「最後の対米自主派」の政治家が潰された後に誕生した、戦後最大の「対米追随」政権だからである。


本書は、岸信介、田中角栄、小沢一郎ら自主派の政治家が、いかにして対米追随からの脱却を図り、そしてアメリカによって潰されたかを詳らかにすることで、現在に至る日本政治の「本当の問題点」を摘出する。
そうして自主派の政治家たちがすべて姿を消したなか、現れたのが反原発の官邸前デモだった。官邸前デモは、アメリカに潰された政治家たちに代わって、民衆自身がアメリカ支配による「戦後体制」を終わらせようとする、歴史の転換点である。


編集者からのおすすめ情報
新著『戦後史の正体』がベストセラーとなっている元外務省国際情報局長が、いまなお繰り返される、政治家に対するアメリカの謀略を完全暴露する緊急出版。原発再稼働からTPP、さらには尖閣・竹島問題まで、現在の日本政治が抱える問題点の「正体」がすべて分かる。


2012/09/24発売予定





【著者紹介】
孫崎享 : 1943年、旧満州生まれ。1966年に外務省に入省後、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て、2009年まで防衛大学校教授。『日本外交現場からの証言―握手と微笑とイエスでいいか』(中公新書)で山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日本の有力政治家の失脚がすべてアメリカの...

投稿日:2012/12/31 (月)

日本の有力政治家の失脚がすべてアメリカの策略によるものと主張しているところがにわかに信じがたい。外交官として実際に見聞きした事実よりその主張を組み立てているのかと想定していたが、主に他人の伝聞を元にしているのが多く、外交官というよりは評論家の本という感じなので、このような考え方もあるという感じで読むのが妥当だと思います。

FDH MMA さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シブ吉

    それまでは老舗の個人商店が、販売競争(戦争)に負けて店を没収され、装いを新たに株式会社になった。大株主は某国。経営者は、まずは社員の生活を良くしますと、社員一丸となって働いたが、やがて経営が軌道に乗ると、大株主への利害が発生、特に、近所との取引きを改善しようとする経営者には、内部告発でも有るかのごとく、株主総会後の経営者交代が待ち構えていた。。。なんて、会社組織に当てはめながら本書を読了。大株主?に逆らって、株主総会で経営者交代に有った十二名の方々の本当の評価が判る日は来るのだろうか?

  • たかしくん。

    著者の前著「戦後史の正体」の対米関係の部分を、更に生々しくフォーカスした感じです。出版当時が野田首相の頃ですが今も変わらないでしょう。言わんとすることは、歴代の首相がアメリカの評価如何で、失脚の憂き目にある⇒日本の対米追従外交は長期政権の必須項目、ってところでしょうか。仮に話半分として認めざるを得ない所です。しかし、それがために北方領土や尖閣・対馬の問題も解決できないとなると、やり切れませんね。その中で意外だったのは、追従とは無縁と思える三木元首相がアメリカにもパイプを確り築いていたこと。

  • シュラフ

    まぁ、なんともいえないなという感想か。著者は元外交官で防衛大学の教授までやっている人だから身元は確かであり、たんなるトンデモ本ということはないだろう。敗戦によって日本の政治・マスコミには米CIAが深く入り込んでいて、米国に歯向かったとたんに新聞・テレビを使って不祥事を暴露するなどでつぶしにかかってくるという。これによって葬られたのは岸信介、田中角栄、小沢一郎などの面々。たしかに記憶に新しいところで小沢一郎の政治資金問題はそのタイミングや決着をみると謀略説に真実味がある。対米自主路線というのが著者の主張。 

  • よこしま

    著者の『戦後史の正体』はベストセラーになったものも、高校生でも読めるという謳い文句でしたが、自分の高校時代の思考だと難しかったかな。こちらは更に読みやすくしたモノと捉えていただければ。孫崎さんもギリギリの線上で書いていらっしゃると思うので、評論家生命を護るため、読者側も全てを鵜呑みせず、何処が故意に意思と反対のことを書いてるか取捨してほしいです。

  • つきかげ🌙

    田中角栄も鳩山由紀夫も小沢さんもアメリカに刃向かったから潰されたんだという本。 安倍政権の前に出た本だが安倍政権が長続きしてるのはアメリカの言ってること全部きいてるからなんだな。

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