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ISBN 10 : 4910904026
Content Description
気仙沼のリアス・アーク美術館には東日本大震災の「被災物」が展示されている。この展示に触発された著者が大阪で「被災物ワークショップ」を始めると、被災物を見た人々は思わず自らの記憶を語り出した。阪神大震災、幼い日の傷、亡くなった娘のぬいぐるみ、広島の経験…痛みでつながることで、当事者/非当事者の境界を越えて、命と記憶は語りつがれていく。「復興」の物語からはみだす、小さな“モノ語り”の記録。志賀理江子の撮り下ろし写真カラー16頁。
目次 : 1 終わりと始まり(「被災物に応答せよ」―第三者による記憶の継承という問い/ モノ語り集1 ほか)/ 2 「モノ」語りは増殖する(「被災物」は記憶を解き放つ―記憶のケアとしての「モノ語り」/ モノ語り集2 ほか)/ 3 氾物語―躊躇なく触る(リアス・アーク美術館に眠るもの/ 土の時間、水の時間―志賀理江子との対話)/ 4 恵比寿の到来(ナニカが海からやってくる/ えべっさま、ようきてくれましたな ほか)/ 5 新しい祭りへ(南三陸集会+気仙沼への旅/ エビスが語りて命をつなぐ)
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Book Meter Reviews
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かりん
読了日:2024/03/08
いわな
読了日:2024/11/09
るいな
読了日:2024/06/13
菊田和弘
読了日:2024/06/12
takao
読了日:2025/05/09
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