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ISBN 10 : 4560098778
Content Description
朝鮮からのコメ難民の一族に生まれ、周縁に追いやられた民の声に耳を傾けてきた姜信子と、南三陸のコメ農家に生まれ、近代以降に東北が受けた抑圧の記憶と3・11で負った深い傷を見つめ続ける歴史社会学者・山内明美による、近代を問い、命を語る往復書簡。
目次 : 奪われた野にも春は来るのだろうか/わたしは一度も春を見たことがないのかもしれない/ 春なき修羅の歌/大津波から八年目の朝に/ 失われた世界の「うた」、来たるべき世界の「うた」/近代で測れない“余白”/ カミさまの不在/北極星としての生/ ひそやかに「水のアナキスト」宣言/抑圧が埋め込まれ続ける土地で/ 杭の打ち合いからの逃走/DMZを考える/ ケモノになる/行き詰まりのなかで/ 終わりとはじまり/九年目の“三陸世界”で/ 命をつなぐ/生き方の骨格/ つながりをつなぐ、水俣への語りの旅/近代国家が内包する排他的愛/ 耳たちの民主主義/近代の業と非人(かんじん)/ すんならじょろりば語りましょうかい/〈三陸世界〉から見つめ続ける/ あとがきにかえて この世は「いのちの母国」であれ/近代を包み込んでも余りある世界
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ケディーボーイ
読了日:2022/05/26
松本直哉
読了日:2024/04/02
kentaro mori
読了日:2023/09/23
林克也
読了日:2022/04/17
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