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あくまでも探偵は 講談社タイガ

如月新一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065221600
ISBN 10 : 4065221609
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「森巣、君は良い奴なのか?悪い奴なのか?」平凡な高校生の僕と、頭脳明晰で眉目秀麗な優等生・森巣。タイプの違う二人で動物の不審死事件を追いかけるうちに、僕は彼の裏の顔を目撃する。その後も、ネット配信された強盗と隠された暗号、弾き語りする僕に投げ銭された百万円と不審なゾンビ、と不穏な事件が連続。この街に一体何が起こってるんだ!?令和の青春ミステリの傑作!

【著者紹介】
如月新一 : ジャンプ小説新人賞2018小説テーマ部門「ミステリ」金賞受賞、エブリスタ小説大賞2017年SKYHIGH文庫賞、文春文庫×エブリスタバディ小説大賞第2回「ロケーション」の入賞、新潮文庫新世代ミステリー賞の入選、角川Twitter小説コンテストの優秀賞など数々の賞に輝き、2018年『放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎』(SKYHIGH文庫)で書籍デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    同級生の行方不明になった飼い犬探しを手伝っていた高校生・平優介が、その過程で知り合った頭脳明晰、眉目秀麗な森巣良。タイプの違う二人で動物の不審死事件を追いかけるうちに、彼の裏の顔を知ってゆく青春ミステリ。連続動物クビキリ事件の真相、ネット配信された強盗と暗号、弾き語りする僕に投げ銭された百万円と不審なゾンビ、それら背後にいる狡猾な黒幕。独特な価値観で動く探偵・森巣とそれに振り回される平がコンビで事件を解決する展開で、事件を通して育まれてゆく二人の不器用な友情が印象的な物語でした。シリーズ化期待しています。

  • うまる

    タイトルから黒執事みたいなオチかと思ったけど、しっかり現実的なミステリでした。殺人事件でもユルい日常系でもなく、日常の影で起きている事件が興味を惹きます。ある人物と関わる事で平凡な日々が一転する所や、話を重ねる毎に平凡な主人公の個性が出てくる所が、うまい展開だと思いました。危うい関係のバディも面白かったです。小此木さんのキャラも結構好きだな〜。続編があんなタイトルだから、最終話はどうなっちゃうんだろうと心配しながら読みました。続編も楽しみです。

  • タカギ

    平凡な高校生・平と、眉目秀麗な優等生・森巣。平は“困っている人を放っておくことができない”という微妙な個性の持ち主だし、森巣は不良っぽい先輩に正面から「俺を殴ったら職員室に行ってチクる」と言うし、すごく青臭くて、ハズレだったかなと最初は少し思った。でも森巣の裏の顔が見えてくるにつれて面白くなった。ちょっとずつ友情が深まるところも良い。台詞の端々から伊坂幸太郎先生が好きなのかな?と感じた。まあ今時、伊坂先生を通っていない作家も少ないか。

  • きたさん

    ホームズ役とワトソン役どちらも高校生だけれど、青春というよりはハードボイルドな空気を感じた作品。ホームズ役森巣が「本当は悪い奴かもしれない」と思わせるような書かれ方をしていたこと、ワトソン役平のお人好しという性格に強迫観念近い描写をされていることなど、テンプレ的なキャラクターの書かれ方ではないところが何より読んでいて楽しかった。出てくる事件も、事件というより「犯罪」と呼びたくなる感じで好き。

  • hnzwd

    平凡な主人公と、性格はアレながら見た目と頭脳が超優秀な探偵役。日常の謎っぽかったのが、短編を通すごとにだんだん続いていく作りは好み。弾き語りへの投げ銭100万円の話が一番好きかな。

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