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真夜中のマ-チ 集英社文庫

Hideo Okuda

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087460957
ISBN 10 : 4087460959
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2006
Japan

Content Description

自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。

【著者紹介】
奥田英朗 : 1959年岐阜県生れ。雑誌編集者、プランナー、コピーライターを経て1997年「ウランバーナの森」で作家デビュー。2002年「邪魔」で大薮春彦賞を、2004年「空中ブランコ」で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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空中ブランコを読んで面白かった為、こちら...

投稿日:2021/04/17 (土)

空中ブランコを読んで面白かった為、こちらの作品も読む事に。男2女1でお金を奪っちゃうお話。伊坂幸太郎とか貫井徳郎でもこんな感じ読んだ気がします。郎とか朗の人は、この手のお話が好きなのか、自分がこの手がすきなのか。あと腐れない感じの結びで読み終わってスッキリしました。

mga さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    この人の作品は、いずれも軽快なテンポでの展開が真骨頂なのだが、本作はそれにしても軽すぎるのではないか。主人公たち3人はいずれもいたってお気楽な人生を歩んでおり、将来に対してもこれといった悩み煩悶もない。また、3章の各章は、3人それぞれが視点人物を務めるというスタイルをとっているが、それはさほどの成功を収めているとも思えない。一方、プロットの荒唐無稽さはまあ許容範囲か。2点3転する展開のスピード感もいい。また、エンディングはちょっと気が利いている。

  • ehirano1

    こういう系は垣根涼介のアキシリーズが当方の中では群を抜いているので、分が悪いのですが、ストロベリーのファンになってしまいました・・・(そこかい!)。ところで、ミタゾウの特技は日本社会の中ではなかなか活かせないのでしょうか?米国なんかでは“強み”を活かすので、天才詐欺師や天才ハッカーがFBIで勤務する場合が稀ではありますがあります。ミタゾウの様な人材をうまく活用できる組織というのがあってもよさそうに思うのですが・・・。

  • Aya Murakami

    ナツイチ2019対象本 メイン主人公はチャラ男のパーティ屋ということでいいのかな?ほかにもメインで動き回る2人(発達障害と思われる計算暗記能力の優れた会社員と悪女っぽい美女)も最初は脇役と思わせておいて登場するので。展開が目まぐるしく変わるので始終驚きっぱなしでしたが登場人物がほぼ全員なにかしらの欠点を持ち生きづらさを感じているようなのでアクションを楽しみつつも心理描写に共感を抱きながら読み終えました。特に最後はキリバスの羽を伸ばす会社員の幸せを願う限りです。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    何故か一緒に現金強奪することになった3人。それぞれのキャラがイイ感じで面白かった。

  • AICHAN

    図書館本。次から次へとページをめくってしまいハラハラドキドキできる作品。むちゃんこ面白かった。さすが奥田英朗。奥田英朗のまた別の才能をこの目で見た。

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